番外編~中国上海市・最近では見かけなくなった昔ながらの店員に遭遇『籠盛』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国上海市の『籠盛』です。

 

 

 

最寄駅は

地下鉄1号線/2号線/8号線

『人民広場』

 

 

駅から徒歩3分

私の定宿の一つ『中福大酒店』が

九江路に面してあります

 

 

『中福大酒店』の裏手

漢口路に面した飲食店街

『籠盛』はその中にあります

 

 

早朝から営業しており

客の入りも悪くないので

朝食を摂ってみました

 

 

写真付きのメニューがあり

注文し易いのですが

結果的にこれがくせものでした

 

 

まずは『老上海豆花』

日本の汲み豆腐とほぼ同じで

中国や台湾の朝食の定番です

 

 

普通は具を選べるのですが

こちらの豆花は始めから

油条と香菜が入っています

 

黒酢も掛けられており

客に味の選択権はありません

・・・ちょっと不満です

 

豆花自体の味は悪くありませんが

私の個人的な嗜好としては

黒酢ではなく醤油で頂きたかったです

 

 

『皮蛋痩肉粥』

シンプルで美味しそうですが

塩気が強くいま一つの味です

 

味付けの塩が多いのではなく

塩気が強い皮蛋

皮蛋は好きですがこれはちょっと無理です

 

 

甘いもの好きの友人が注文した

『老上海的酥』

『酥』は中国語でパイやクッキーを意味します

 

あんこと胡麻餡が入った

『鞋底酥』を2個注文したのですが

何故か違うビジュアルのものが1個づつ

 

 

割ってみると

2個とも餡は肉で

あんこのものはありません

 

 

女性店員を呼び身振り手振りで

注文の品と違う旨を伝え

取り替えるよう申し出ました

 

女性曰く(想像ですが)

『あなたはこれを注文した

私は悪くない』の一点張り

 

女性は英語、日本語ダメ

我等は中国語からっきし

結局女性の笑顔に押し切られました

 

やむを得ず口にしましたが

味はと言えば

可もなく不可もなし

 

 

どうしても甘いものを欲した友人

再びメニューに目を通し頼んだのが

『草鶏蛋松子糕』

 

『鶏蛋糕』は中国語でカステラ

『松子』は松の実

メニュー写真はカステラではありません

 

 

しかし

出てきたのは

メニュー写真とは全く異なる蒸しパン

 

クレームを付けても

先ほどと同じだと思い

文句も言わずに頂きました

 

まさしく蒸しパン

程よい甘さで美味しかったのですが

松の実は入っていませんでした

 

 

店員が自分の主張を曲げない

このようなことは上海でも

四半世紀前は当たり前のことでした

 

地方都市では

このような店員や店に

いまだに出会うことがあります

 

しかし

上海でこのような目に遭ったのは

15年ぶりくらいです

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、京都府京都市中京区です。