ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、たまに私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、Asiaの『Heat Of The Moment』です。
Asiaは、イングランド出身のロックバンドで、1982年にアルバム『Asia』でデビューしましたが、そのメンバーに世界は驚愕しました。リードボーカルとベースには、元King Crimson、Roxy Music、UKのJohn Wetton(2017年逝去)。リードギターには、元YesのSteve Howe。キーボードには、同じく元YesのGeoffrey Downes。ドラムスには、Emerson,Lake & PalmerのCarl Parmer。イギリスのプログレッシブ・ロック界のスーパースターが4人一堂に会したことになります。
『Heat Of The Moment』は、アルバム『Asia』からのシングルカットで、全米ヒットチャートで最高位4位を記録する大ヒットとなりました。私は、プログレッシブ・ロックが好きではありませんでしたので、Asiaには関心がありませんでした。しかし、この曲を初めて聴いた時には、あの4人がこんなポップな曲をやるんだと、腰が抜けるほど驚きました。
16分割トランジションの映像は、当時は画期的な技術だったのでしょうが、今となってはうるさいだけのような気もします。
余談ですが、1983年にセカンドアルバム『Alpha』のリリース後にJohn Wttonが脱退。後任としてEmrson,Lake & PalmerからGreg Lake(2016年逝去)が加入し、元Yes組が2人、元ELP組が2人という編成になりました。
余談ついでにもう一つ。彼等は、2001年までにAsia/Alpha/Astra/Aqua/Aria/Arena/Aura と7枚のスタジオアルバムをリリースしますが、アルバムタイトルの全てが『A』から始まっていました。理由は不明です。
次回は、明日3月3日(木)に番外編。中国上海市の『籠盛』をテーマにします。