ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都江東区森下の『キッチンぶるどっく』です。
最寄駅は、都営地下鉄新宿線/大江戸線の『森下』。
駅から徒歩3分。清澄通りに面した地元密着型の洋食屋です。以前は、かなり年季の入った建物でしたが、4年ほど前にリニューアルしモダンなファサードになりました。比較的近所に住んでいながら何故かお伺いするのは今回が初めてです。
英文では『BULLDOG』なのに日本語は『ぶるどっく』。大井町の『ブルドック』を思い出してしまいますが、全く関係はありません。そういえば、あちらは片仮名で『ブルドック』、こちらは『キッチン』が付いた平仮名の『ぶるどっく』。
カウンター8席、4人掛けのテーブル1卓、2人掛けのテーブル1卓のコンパクトなお店を中年のご夫婦がお二人で切り盛りされています。
ハンバーグ、チキンカツ、エビフライ、カレーライス、オムライスなど魅力的なメニューがラインアップされています。全品単品で税込価格。
ランチタイムにはサービスランチとして2~3品。こちらはライスと味噌汁がセットになっています。私が狙うのは『牛タンカツ』。大体毎日ありますが、数量限定の時もあります。
こちらがサービスランチの『牛タンカツ』。税込1200円。
価格が変動していることもあります。
400店近くでビーフカツを頂いていますが、牛タンのカツは初体験。一抹の不安と大きな期待・・・ビジュアル的には期待できそうです。
厚みのある牛タンがミディアムに揚げられています。見た目は、メンチカツのようです。1個50g程度が2個付。
この切り口は、まさしくタンです。
箸で簡単に切れるほどの柔らかさ。
ちょっと引きずりましたが、それでは頂きます。『なんじゃ!』思わず叫びそうになりました。何という美味さでしょう。ホロホロにほぐれるタン。タンシチューとは一味違う、理屈抜きの美味しさです。
デミグラスソースとウースターシャーソースのハイブリッドのようなソース。牛タンカツにとてもよく合う絶品のソースです。
ビーフカツにマスタードは不要派ですが、この牛タンカツとスペシャルソースには合うような気がして、試してみました。予想通りマッチします。ソースにアクセントが付いて、言葉になりません・・・こういう時は、周囲からは不審がられますが、思わずにやりとしてしまいます。。
添え物のサラダにはやや酸味の強いフレンチドレッシングが掛かっています。邪魔者がいますが、駆除して頂きましたところ、ドレッシングが秀逸でした。
マカロニサラダ、危うく口にするところでしたが奴を発見し、間一髪でセーフ。
何度も何度も言うので、しつこい奴だ思われるかも知れませんが、なんで洋食屋の味噌汁って美味しいのでしょう?
やや硬めの炊き上がりのライス。私好みでとても美味。私には丁度良い量ですが、若い方にはちょっと物足りないかも。
食後の口の中がさっぱりするパセリ・・・大好きです。最近、付いていない店が多いのが残念です。
牛タンカツが想像を絶する美味しさだったので、こ奴らは許します・・・口にはしませんが。
長いビフカツ遍歴の中で初めて頂いた牛タンカツ。美味という以外に言葉が見つかりません。『美味いものに理屈はいらない』・・・食の原点を改めて認識しました。
ご馳走様でした。
東京都江東区森下1-18-1
03-3633-1861
11:30-13:30 17:30-23:00
日曜日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Alarmの『Spirit Of '76』です。