スピンオフ編~東京都台東区上野・東大の赤門と並び称される武家屋敷の表門『黒門』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都台東区上野の『黒門』です。

 

 

最寄り駅は

JR各線、東京メトロ銀座線/日比谷線『上野』

または

京成電鉄『京成上野』。

 

 

JR上野公園口から徒歩10分

『東京国立博物館』の中にあります。

 

 

平日はこのように

門は閉ざされています。

 

 

開門されるのは

土日祝日と1月2日及び3日の

10時~16時。

 

外側から見るのは無料ですが

内部を見るためには

東京国立博物館に入館しなければなりません。

 

 

入館し左手方向に進むと

『黒門』が見えてきます。

 

 

江戸時代に

因幡、伯耆32万石を治めた

鳥取藩池田家の江戸上屋敷の表門です。

 

 

池田家の上屋敷は

『丸の内大名小路』(現在の丸の内3丁目)にありましたが

明治時代になると

当時の東宮御所正門として移され

その後、高松宮邸に引き継がれ

1954(昭和29)年に当地に移築されました。

 

 

 

池田家は徳川家とも姻戚関係にあり

江戸の地でも権勢を振るっていたことから

屋敷の表門も堂々たる風格で

加賀前田家の屋敷門であった

東京大学の『赤門』に対し

黒門と呼ばれるようになりました。

 

 

創建の時期は不明ですが

形式、手法から江戸時代末期と考えられています。

 

屋根は入母屋造りで

左右には唐破風の番所が備わっています。

 

 

この唐破風屋根の中が

番所だったところです。

 

 

内側はこんな形で

引き戸が付いています。

 

 

門の装飾については知見がありませんが

要所要所に素晴らしさを感じるものがあります。

 

 

上手く説明できませんので

画像をご覧ください。

 

 

 

 

 

このような風格ある門に導かれる

池田家の屋敷は素晴らしいものだったのは

想像に難くないのですが

やはり実際に見てみたいものですね

・・・ないものねだりはいけませんが。

 

黒門

東京都台東区上野公園13-9

東京国立博物館内

開門:土日祝日、1月2日と3日

10:00-16:00

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、神奈川県厚木市本厚木です。