ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都墨田区向島の天婦羅屋『河原のあべ』です。
最寄り駅は
東武スカイツリーライン
『曳舟』
駅から徒歩１０分
向島の花街『見番通り』に面した
隠れ家的な店です
２０１０（平成２２）年創業
今や人気ＹｏｕＴｕｂｅｒとなった阿部さんが経営する
天婦羅専門店です
一番人気は『河原の天丼』ですが
そばとハーフ天丼セットも
捨て難いものがあります
ということで今回は
『ざるそばとハーフ天丼セット』
税込１９５０円
価格が変動していることもあります
コロナ禍以前は
ビュッフェ形式の江戸惣菜が
食べ放題でした
しかし現在は
盛り切りになっています
・・・致し方ありませんね
今回お出し頂いたのは
江戸惣菜４品と
別盛りのサラダで計５品
サツマイモ煮にウズラ豆の炊き合わせ
どちらも砂糖が控えめで
素材の甘さが際立つ一品です
出汁巻き玉子
こちらも甘さ控えめで
上品な味になっています
ひじきとジャコの煮つけ
やや濃い目の味付けで
お替りしたくなる美味しさでした
きれいな色の胡瓜です
さぞかし美味しいのでしょうが
私には無理です
ＯＭＧ！サラダにも胡瓜が・・・
胡瓜NGと言わなかった私が悪いのです
阿部さんには一切責任はありません
胡瓜と仲良くしていた
オニオンスライスも排除し
こんな具合になりました
酸味の強いドレッシングが
胡瓜の残り香を消し去り
トマトを美味しく頂けました
それでは
ざるそばに取り掛かります
・・・こちらで蕎麦を頂くのはお初です
一口目は
何も付けずに
蕎麦と海苔で頂きます
十割でも手打ちでもありませんが
山芋つなぎの喉越しの良い蕎麦
香りもよく超美味
二口目は蕎麦つゆで頂きます
やや甘目のつゆですが
かえしが効いて蕎麦を引き立てます
三口目は塩で
蕎麦の甘さが引き出され
違った美味しさを楽しめます
蕎麦を平らげたら
天丼に移ります
・・・これでハーフサイズは信じられません
こちらの揚げ油は
ごま油が控え目なので
軽い仕上がりになっています
私は東京の下町で生まれ育ちましたが
ごま油のにおいがきつい
江戸前の天婦羅が苦手なのです
行列が絶えない
浅草の人気天婦羅屋の前などは
においが嫌で避けて通るくらいです
ふわふわの鱚
ほんの少し時期が外れましたが
淡泊な味わいは天婦羅に最高です
絶妙な甘辛さの丼つゆ
ほんの少し酸味を感じ
天丼によく合います
これなんでしょう？
しっかりとした歯触りで甘みがあり
とても美味しいのですが・・・
おくらのようにも思えますが
ちょっと形が違うような
ご主人にお聞きすればよかった・・・
天然の車海老
かなりの大きさでプリプリ
もちろん尻尾まで頂きました
紋甲イカ
小さめのカットですがとても美味です
もう少し欲しいところです
甲いかの割には
しっかりした歯応えで
甘みもあり美味しいです
河原のあべの名物
海老真丈を蓮根と大葉で挟み
揚げたもの
真丈、蓮根、大葉が三位一体となり
絶妙な味、香り、食感
『美味い』以外に言葉が見つかりません
細く刻んだ人参のかき揚げ
人参の甘みと丼つゆが良く馴染み
脇役とは思えない美味しさです
舞茸
シコシコの食感とほのかな甘さ
天婦羅にすると格別ですね
やや硬めの炊き上がりのご飯
丼つゆをかけるというより
合わせているような感じです
よくありがちなベタベタ感が全くなく
さらりとしていて天婦羅を邪魔しません
いつ頂いても美味しいご飯です
ランチに２０００円弱は
普段使いにはハードル高めですが
それだけの価値は十分にあります
ごちそうさまでした
東京都墨田区向島５－２４－２
０３－６７９６－５８６０
11:30-14:30 17:00-20:00
火曜水曜休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都足立区北千住です。