ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都台東区御徒町の『老酒舗』です。
最寄駅は
JR山手線/京浜東北線
『御徒町』
駅から徒歩2分
2018年2月にオープンした
高架下の中華屋です
店内に入った瞬間このカオス
中国の町の食堂そのもの
私としてはテンションマックスです
訪れたのは朝の9時
中国風の朝食が頂けると
友人が教えてくれたもので
既に先客あり
中国人と思しき老婦人と老人が
お茶を楽しんでいました
朝食のセットメニューは4種類
これぞBreakfast in China
さらにテンションが上がります
北京の朝食と題した
単品の主菜と小菜の組み合わせもできます
・・・セットかアラカルトか迷います
悩んだ末にセットメニューのCを選択
焼き餅と海苔雲呑スープ
税込み500円
価格が変動していることもあります
注文を通すと意外なことが起きました
先ほどお茶をしていた老婦人が
キッチンに入り調理を始めました
5分ほどで出てきたCセット
老太太の手作り感満載
・・・中国の旅を思い出します
海苔雲呑スープ
中国では一般的にアオサが使われますが
こちらではちゃんと青海苔でした
小さなワンタンが5個
やや厚めの皮ですが
ツルンとした食感で美味
豚挽肉が少しだけ入っています
中国ではこれはあり得ませんね
小ワンタンでも具はぎっしりです
薄い塩味の上湯
葱と海苔の香りが加わり
これはとても美味しいです
焼き餅と言うと
日本人には誤解されますが
米は使われていません
焼餅(シャオピン)と呼ばれ
小麦や大麦の粉を使って作られる
小ぶりで丸い一種のパンです
イーストが使われていないので
ふっくらとはしていません
・・・どちらかと言えばパサパサ
華北や東北地方で
朝食やおやつとしてよく食べられていますが
これだけで頂くことはありません
高菜漬けが付いています
中国では雪菜と言います
・・・漬物NG人間ですがこれはOKAYなのです
まずは高菜を挟んで頂きます
高菜の程よい塩味としっとり感で
焼餅が別物のように美味しくなります
スープに浸して頂く
こんな食べ方も中国では一般的です
スープを吸った焼餅がこれまた美味
テーブル備え付けの辣油
自家製のようで
見るからに辛そうです
ここでワンタンに辣油を加え味変
予想以上の辛さですが
アクセントが付き更に美味しくなります
高菜の残りを加え2回目の味変
高菜の胡麻油がスープに移り
余りの美味しさに思わずニヤリ
最後は焼餅をドボン
スープを吸いまくった焼餅が
この上なく美味しいのです
ワンタンの肉が少なかったのは
少々残念ではありますが
総体的には満足行く朝食でした
ワクチン非接種者としては
次回中国に行くことが出来るのは
いつになるのか見当が付きません
たまにこちらの店で
中国のローカル食堂を思い出しながら
朝食を摂って我慢します
ごちそうさまでした
と店を出ようとすると月餅が・・・
甘い物を買う気はありませんでしたが
1個380円には驚きました
東京都台東区上野5-10-12
03-6284-2694
朝食 月~金 7:00-10:00 土日祝日 7:00-11:00
ランチ 月~金 11:00-15:00 土日祝日 12:00-15:00
ディナー 月~土 15:00-23:00 日祝 15:00-22:00
年中無休
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、タイ・バンコク市です。