スピンオフ編~東京都中央区新川・どうしてこのような地形が生まれたのか『謎の三角地帯』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都中央区新川の『謎の三角地帯』です。

 

 

最寄駅は

JR京葉線、東京メトロ日比谷線

『八丁堀』。

 

JRのB4出入口から地上に上がり

すぐ脇にある『高橋』を渡ります。

 

 

30mほど進むと

不思議な光景が現れます。

 

 

『鍛冶橋通り』と『八重洲通り』

その2つの通りを斜めに結ぶ通りに囲まれた

陸の孤島のような三角地帯。

 

 

地図で見ると

底辺15m、他の二辺が20m程の

二等辺三角形になっているのが分かります。

 

 

鍛冶橋通り(左)と八重洲通り(右)の交差点が

二等辺三角形の頂点になります。

 

 

八重洲通り側から見ると

こんな感じです。

 

 

こちらが二等辺三角形の底辺

前の通りには名前はありません。

 

 

この辺りは江戸城の前面に当たり

築城後の埋立地で

都市計画のもとに町が作られました。

 

全ての町は碁盤目の通りで構成され

何故このような変形の土地ができたのか

子どもの頃から不思議でなりませんでした。

 

昔は何軒かの小さな家が

寄せ合うように建っていましたが

バブル期に地上げされ

現在では1棟のマンションになっています。

 

 

住所表示も

『中央区新川2丁目11番』のみ。

 

 

1階には

山梨県の老舗肉屋『天野精肉店』直営の

肉料理店があります。

 

 

二等辺三角形の頂点には

ちょっとした緑地があります。

 

 

休憩スペースのようなものもあり

ストゥールがありますが

何故か一人分だけ

・・・それじゃダメじゃん!

 

 

東京で『三角地帯』と言うと

一般的には世田谷区の三軒茶屋駅前の

『玉川通り』と『世田谷通り』に囲まれた

ディープな飲み屋街でそれなりの広さがあります。

 

今日ご紹介した新川の三角地帯は全く無名で

変形の土地であることに気付いている方は

地元でも少ないと思います。

 

なんで紹介したのと問われると

返答に窮しますが

区画整理がきちんとなされた中央区に

こんなおかしな形の土地があるということを

知って頂きたかっただけです。

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、台湾嘉義市です