スピンオフ編~東京都墨田区鐘ヶ淵・狛犬と手水舎に圧倒されました『隅田稲荷神社』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都墨田区鐘ヶ淵の『隅田稲荷神社』です。

 

 

最寄駅は

東武スカイツリーライン

『鐘ヶ淵』。

 

 

駅から徒歩6~7分

荒川土手近くの

入り組んだ道に立つ稲荷社です。

 

 

創建は

天文年間(1532~1555年)と伝えられ

現在地に移転してきたのは

1913(大正13)年のことです。

 

寺社仏閣の記事は通常

境内の風景、施設全般について

流れに従って書いていますが

今回は狛犬と手水舎にだけフォーカスを当てます。

 

社殿や末社も素晴らしいのですが

それ以上に狛犬と手水舎の

インパクトが大きかったもので。

 

 

鳥居をくぐると

参道の両側に

小さな岩山のようなものが現れます。

 

 

一対の岩乗りの狛犬です。

 

岩乗りの狛犬も

何体か見たことがありますが

これほどまで勇壮なものは初めてです。

 

 

本殿に向かって右側には

阿形の獅子が。

 

深山の岩山に上り

雄叫びを上げているような

素晴らしいフォルムです。

 

 

左側には

吽形の狛犬がいますが

ちょっと不思議な恰好をしています。

 

 

後ろ足を頂上部に掛け

崖下をのぞき込んでいるような・・・。

 

 

正面に回ると

気迫に満ち

今にも飛び掛かられるのではと

錯覚してしまいます。

 

 

再び阿形の獅子に戻り

本殿側から眺めてみます。

 

 

空からの敵を威嚇しているのでしょうか

それとも天空にいる神に

何かを告げようとしているのでしょうか?

 

 

吽形の狛犬の裏に回ると

下半身のみで

上半身は見えません。

 

 

滑稽な様相にも見えますが

身を挺して地上の悪霊を

追い払っているようにも見えます。

 

 

本殿に向かって右側ある

手水舎に移ります。

 

 

手水を注ぐ龍神は

最近奉納されたもののようです。

 

 

こちらの神社の手水舎は

独特な造りになっています。

 

まず目に入ったのは木鼻

社殿の装飾としては一般的ですが

手水舎に施されているのは

初めてみました。

 

 

反対側の木鼻は

不思議な形相です。

 

普通の木鼻は

獅子、象、獏ですが

これは何なのでしょう?

 

 

さらに驚いたのは

要所要所に

社殿彫刻のようなものが施されていること。

 

社殿ではないので

社殿彫刻とは言わないと思いますが・・・。

 

正面には

2匹の狐が彫られ

大きな狐は鍵を咥えています。

 

秘鍵と呼ばれ

稲荷大神の宝蔵を開く鍵とされています。

 

 

破風板には

鶴のレリーフが取り付けられています。

 

 

鶴の下にある梁には

亀の彫刻があります。

 

こちらの亀は上を向いています。

 

ひょっとして

昇り龍に替わる

『昇り亀』?

 

そんな訳はないですよね。

 

 

と思いましたら

反対側には下を向いた亀が。

 

こうなると

昇り亀、下り亀が正しいのかも?

 

社務所がお留守だったので

お聞きできませんでしたが

折を見て再訪し伺ってみます。

 

 

この後

社殿や末社を参拝しましたが

狛犬と手水舎の素晴らしさに圧倒され

文章にすることができなくなりました。

 

隅田稲荷神社

東京都墨田区墨田4-38-13

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都目黒区目黒です。