スピンオフ編~東京都江東区豊洲・IHI造船所の面影を残す『アーバンドック』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都江東区豊洲の『アーバンドック』です。

 

 

最寄駅は

東京メトロ有楽町線

新交通ゆりかもめの『豊洲』。

 

 

駅から徒歩3分

『アーバンドックららぽーと豊洲』に

ひとまず入ります。

 

ららぽーと館内を

経由せずに行くこともできますが

やや遠回りになります。

 

 

館内1階にある

『Seaside Deck』と表示された出口

ここから外に出ます。

 

 

ららぽーとを含めたこの地には

旧石川島播磨重工業(現、IHI)の

東京第一工場がありました。

 

 

豊洲2丁目区画整理事業の一環として

2003(平成15)年3月に

東京第一工場が閉鎖され

2006(平成18)年10月に

造船ドック跡地を取り囲むように

アーバンドックららぽーと豊洲が開業しました。

 

 

第2造船ドックの半分が埋め立てられ

その周りは都立の『春海橋公園』の一部として

一般開放されています。

 

 

まずはウッドデッキを歩き

ドックの右サイドへ向かいます。

 

 

ドックには

隅田川を上り浅草まで行く

『アーバンランチ』の乗船場があります。

 

 

41人乗りのボートは

予約不要、ティケットは船内販売

路線バス感覚で利用ですます。

 

 

 

乗船場の先には

『モニュメントクレーン』があります。

 

第2造船ドックで使われていた

クレーンをモチーフにして制作されたものです。

 

 

作動はしませんが

運転席を含め忠実に再現され

IHIのロゴも付けられています。

 

 

どれくらいの高さかはわかりませんが

見上げると結構な迫力です。

 

 

モニュメントクレーンの脇には

傾斜を利用した緑地があり

ちびっこ達の格好の遊び場になっています。

 

 

緑地に置かれた椅子のようなもの

それぞれに番号がついていますので

造船所で使われていた何かなのでは?

・・・何かはわかりませんが。

 

 

緑地の片隅に

気になるものがあります。

 

 

金色に輝く

スクリュープロペラです。

 

 

もう一つ

気になるものがありました。

 

 

造船所の管制官室に設置され

船の試運転や敷地内の状況を

見張っていた双眼鏡です。

 

 

次はドックの左サイドを歩いてみます。

 

船をつなぎ止める

係留ピットが残されています。

 

 

係留ピットのいくつかは

休憩用の椅子として

再利用されています。

 

 

ドックの入口には

『アーバンゲートブリッジ』と名付けられた

跳ね橋があります。

 

 

跳ね橋には

開閉のためのワイヤーや

動力装置のような物が備わっていますが

実際に開閉されることはないようです。

 

 

跳ね橋とクレーン

いかにも造船所らしい光景です。

 

 

跳ね橋のそばには

造船所で使われていた物が

展示されています。

 

 

英文によるIHI東京造船所の銘板

1939(昭和14)年開設だったのですね。

 

 

大小の歯車

何処に使われていたのでしょう?

 

 

奥に見えるのは何なのでしょう?

 

 

置いてあるものの説明が

必ずしも十分でないことが残念ですが

造船ドックの面影を偲ぶとともに

ベイエリア、リバーサイドの新しい風景も

同時に楽しむことができる

素敵な場所です。

 

余談ですが

現在放送中のNHK大河ドラマの主人公

渋沢栄一翁は

IHIの前身である東京石川島造船所の

会長を務めていたこともあります。

 

アーバンドック

東京都江東区豊洲2-4-9

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都中央区銀座です。