スピンオフ編~東京都足立区北千住・千住氷川神社シリーズ其之壱『千住大川町氷川神社』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都足立区北千住の『千住大川町氷川神社』です。

 

 

氷川神社は

埼玉県さいたま市大宮区の

『武蔵一宮氷川神社』を総本社とし

埼玉県と東京都を中心に約280社あります。

 

理由は不明ですが

北千住には駅を中心とする

西側半径1㎞の半円内に

4社の氷川神社がある

『氷川神社密集地帯』です。

 

今回から4回に渡り

創建年の古い順に

順次ご紹介しようと思います。

 

第1回目は

駅から最も遠いところにある

『千住大川町氷川神社』です。

 

 

最寄駅は

JR常磐線、東京メトロ日比谷線/千代田線

東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス

『北千住』。

 

 

駅から徒歩15分

荒川土手近くに位置しています。

 

 

創建は1294(永仁2)年

700年以上の歴史を持つ

区内でも屈指の古社です。

 

元々は現在地より北の

川田耕地にありましたが

1913(大正2)年

荒川放水路(現在の荒川)の開削工事のため

現在地に移転してきました。

 

 

境内に入り

まず目につくのは

参道左側に建つ石柱。

 

 

旧千住新橋の親柱です。

 

旧千住新橋は

1924(大正13)年に完工されましたが

半世紀を経て老朽化が進み

1972(昭和47)年から架け替えが始まり

1978(昭和53)年に新しい橋が開通しました。

 

架け替えに当たり

地元住民の要望と氷川神社の協力により

親柱が記念のためここに移されました。

 

 

一の鳥居は

木製の両部鳥居。

 

 

続く二の鳥居は

石造りの明神鳥居になっています。

 

 

手水舎は

とても簡素な造りになっています。

 

 

手水舎の隣には

布袋尊の像が

・・・千住七福神巡りの

一社になっています。

 

 

現在の社殿は

1967(昭和42)年に造営されたものです。

 

 

社殿を護る狛犬

向かって右側には

口を開いた阿形の獅子

口の中と目が赤く塗られています。

 

 

左側には

口を閉じた吽形の狛犬

こちらも口の中と目が

朱塗りになっています。

 

 

向拝の両側には

千社額が掛かっています

・・・あまり見かけないパターンです。

 

 

社殿の近くには

『紙すきの碑』があります。

 

この界隈は江戸時代より

紙すき業が盛んで

1843(天保14)年に

幕府の命により地すき紙を献上しました。

 

この時の村民の喜びを歌にした記念碑で

足立区の登録有形文化財になっています。

 

 

社殿の脇には2基の靖国鳥居が

奥にあるものは裏参道

手前は浅間神社・富士塚のものです。

 

 

富士塚は

足立区の登録有形民俗文化財になっていますが

立入可能で頂上まで登ることができます。

 

 

富士塚の裏にあった石

一部に文字が残っていますので

石碑だったと思われます。

 

 

正月の七福神巡りの時には

それなりの人出がありますが

その他の時期は

地元の方のみが参詣する

ローカルな神社です。

 

しかし

異なる形の鳥居

旧千住新橋の親柱など

興味深いものがあります。

 

千住大川町氷川神社

東京都足立区千住大川町12-3

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国チョンジュ(全州)市です。