番外編~台湾新竹市・牛肉は入っていませんでしたが美味しかったです『中島屋』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾新竹市の『中島屋』です。

 

 

新竹市は

首都台北の南西40㎞

人口約43万人の中核都市

 

『台湾のシリコンバレー』とも呼ばれ

IT関連の企業や工場が

近郊に集中しています

 

しかし、市の中心部は

歴史的建造物も多く残る

ノスタルジックな街並みです

 

 

今回ご紹介する『中島屋』は

市中心部の信義路に面した

大衆食堂です

 

 

店頭に掲げられた品書きには

『松坂肉』の文字がいくつもあります

日本食の店でしょうか

 

気になったのは

『中島屋甜不辣』

さて何でしょう

 

 

キッチンカウンターには

煮物の鍋が置かれ

テイクアウトにも対応しています

 

 

鍋の中身は

おでんのようなビジュアルです

・・・やはり日本食の店かな

 

実はこれが『甜不辣』

漢字から察すると

『甘くて辛くない』になります

 

でも違います

『ティァンプラ』と読み

台湾版のおでんなのです

 

語源は日本語の天麩羅

そして日本語の天麩羅の語源は

ポルトガルのtempero(調理する)とも

 

諸説ありますが

数奇な運命を辿り

台湾に根付いたのですね

 

 

肉団子と大根のとろみスープ

『肉羹』もあります

やはり台湾料理の店のようです

 

 

キッチンの向かいにある客席は

シンプルですが清潔

女性一人でも入りやすい雰囲気です

 

 

頂いたのは

『松坂肉燴飯』

スープがついて75元(約280円)

 

価格が変動していることもあります

 

 

『燴飯』は餡かけご飯のことで

日本の中華丼に似ていますが

こちらのはスープ多めです

 

八角が効いた

やや甘めの味付けで

具沢山です

 

 

まずはスライスの叉焼

素揚げしてあるようで

独特の食感で超美味

 

 

この時点で

ビールが欲しくなりましたが

『没有(ありません)』とのこと

 

仕方なく日本式緑茶『原萃』

25元(約93円)

冷たくて美味しいお茶でした

 

 

ご飯はやや柔らか目

醤油味の餡に絡まり

スープご飯のような感じです

 

 

肉羹には必須の大根

出汁がよくしゅんで

抜群の美味しさです

 

 

人参、パクチー、椎茸

それぞれが個性を主張しながら調和して

素晴らしい味を醸し出しています

 

 

また叉焼が出てきました

端っこのほうで

ブロックになっています

 

味は同じですが

食感が違うので

二度楽しめ得した気分に

 

 

テーブルに備え付けられて

甜辣醤のようなソース

自家製でしょうか

 

これは名前の通り

甘辛いチリソース

トマトが入っているようです

 

 

少しだけ試してみました

個人的な嗜好としては

入れない方がいいと思います

 

 

鶏ガラ出汁のスープ

薄い塩味ですが

なかなか美味です

 

 

とても美味しかったのですが

頂き終わって

ふと気づいたことがあります

 

『松坂肉燴飯』なのに

牛肉が入っていませんでした

確かに『牛』とは書いてありませんが・・・

 

でも

満足行く食事だったので

文句は言いません

 

ごちそうさまでした

 

中島屋

台湾新竹市東区信義路45號

886-3-524-1245

10:00-27:00

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都足立区北千住です。