ビーフカツ~東京都江東区豊洲・ビーフカツがあるのを知りませんでした『小田保』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都江東区豊洲の『小田保』です。

 

 

最寄駅は、新交通ゆりかもめ『市場前』。

 

駅から徒歩3分、東京都中央卸売市場豊洲市場の水産仲卸棟3階にある老舗洋食屋です。1935(昭和10)年の築地市場開設と同時に創業。以来80年以上にわたり築地市場内で営業してきましたが、2018(平成30)年の市場移転に伴い現在地に移転してきました。

 

改札を出て、正面突き当りを右に進みます。

 

屋根付きの歩行者用デッキを道なりに進みますと水産仲卸棟3階に行けます。

 

水産仲卸棟入口には新型コロナ対策のため検温所が設けられています。

 

市場の中には一般の方は入場できませんが関連飲食店舗のフロアには自由に入ることができます。このフロアには小田保を始め中栄、センリ軒、米花、禄明軒など築地時代からお馴染みの店が何店かあります。

 

小田保は、フロアの一番奥に位置しています。この日は豊洲で所用があり、11時過ぎに用事が終わったので久々にチャーシューエッグでランチと思い小田保を訪れました・・・築地時代はよく通っていましたが、豊洲に移転してからは初めてのこと。

 

店頭の看板を見るとチャーシューエッグがありません。でも店の人気メニューですのでない訳はないと思い入店。

 

11時を少し回った頃ということもありますが、先客は1組だけ。築地時代には考えられなかったことです・・・新型コロナの影響もあるのでしょうか?ちょっと寂しくはありますがグルメ探検隊がいないだけ落ち着いて食事ができますので良しとしましょう。

 

さてそれではお目当てのチャーシュ―エッグと思いメニューボードを見ますと、ありません。

 

『チャーシュ―エッグ止めちゃったの?』とご主人に訊ねようとしつつ隣のメニューボードに目を移すと、驚愕の文字が・・・『ビーフカツ』。築地時代にはビーフカツはなかったように記憶しています。これでチャーシュ―エッグは、頭から消え去りました。

 

当然のことながら注文はビーフカツ。単品税込み1700円に味噌汁とご飯のセットを付けて合計で税込み2000円。

 

価格が変動していることもあります。

 

130g程度でしょうか。縦横に包丁が入れられ一口大にカットされています。デミグラスソースではありません。

 

サーロインがミディアムレアに揚げられています。サーロインでかつデミグラスソースではないということでちょっと不安に駆られます。

 

サーロインは、ステーキにはよいのですが、脂が強いのでビーフカツには不向きと思っています。しかし、小田保のビーフカツは、丁寧に下拵えがしてあるのでしょうか、脂がしつこくなく柔らかくて美味。これは目から鱗です。

 

この日は、まさかビーフカツに出会えるとは考えてもいませんでしたので、マイデミグラスは持参していませんでした。カウンター備え付けの中濃ソースで頂きました。繰り返しになりますがサーロインのビーフカツがこんなに美味しいとは夢にも思っていませんでした。もちろん芯まで温かく揚がっています。

 

添え物は、シンプルにキャベツの千切りとポテサラ。

 

ポテサラかと思いましたら、ポテトとマカロニのハイブリッド。しかも天敵キュウリが入っていません。ものすごく美味しいです。これ築地時代にあったかなぁ?記憶にありません。

 

キャベツの千切りにもキュウリが入っていないと思っていましたら、何といるではありませんか!

 

いい出汁の味噌汁ですが、市場で働く方々用ですので塩分はきつめです。私にはちょっと厳しい・・・。

 

ご飯は文句の付けようがない美味しさです。

 

終了。しかし、お前は何処から何しにやって来たの?

 

私のビーフカツデータベースには小田保は入っていませんでした。改めて自身の未熟さに気づきました。

美味しかった!でもチャーシュ―エッグに未練が残ります。改めて伺いましょう・・・でもまたビーフカツになってしまいそうな予感もありますが・・・・・。

 

ご馳走様でした

 

小田保

東京都江東区豊洲6-5-1 水産仲卸棟3階

03-6633-0182

5:30-15:00

日曜祝日及び休市日休み

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、中国上海市です。