ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都中央区日本橋の『資生堂パーラー日本橋高島屋店』です。
最寄駅は、東京メトロ銀座線/東西線、都営地下鉄浅草線の『日本橋』。
駅直結の『日本橋高島屋』本館8階にあります。
銀座の資生堂パーラーの直営店ですが、本店よりカジュアルな雰囲気のエントランスです。
壁際にずらりと並んだテーブル席。シンプルですがお洒落な感じです。
奥には、2人用のテーブル席とカウンター席があります。何気に置かれたダッチコーヒーのマシン。メニューのコーヒーは一種類でダッチとも水出しとも書かれていません。飾りなのでしょうか?
資生堂パーラーの人気メニューと言えば『ミートクロケット』と『オムライス』。でも私はぶれません。
『牛フィレ肉のカツレツ』。ライスまたはパンが付いて税込み3190円。私のデータベースでは銀座の本店にはビーフカツはなかったと思います。
価格が変動していることもあります。
油で炒め焼きしたシュニッツェルのようにも見えますし、揚げたディープフライのようにも見えます。多分シュニッツェルでしょう。
ソースは、デミグラスか和風を選べます。勿論、迷うことなくデミグラスソースで。甘さ控えめで苦みの強い本格的なデミグラスソース。さすが資生堂パーラーです。
やはりシュニッツェルでした。ちょっと火を入れ過ぎのビジュアルです。
と思ったら中のほうは綺麗なミディアムレアでした・・・良かった。肉は柔らかくジューシー。衣は、シュニッツェルにありがちな油濃さもなく、素晴らしい出来栄え。これは、私の中で東京でも相当上位に位置するビーフカツです。
シュニッツェルですので肉と衣の一体感が欠けることは致し方ないことなのでしょうが、少々残念です。
皮付のままソテーされたポテト。表面はカリカリ、中はホクホク、塩加減もよく、メインでもよいくらいに美味しさです。
ブロッコリーが添え物になっていることって意外と少ないですね。ブロッコリーファンとしては歓喜です。特に茎の部分が美味です。
やや固めの炊き上がりのライス。私の好み。半ライスです。
美味しいデミグラスソースですと自然とこんな具合になります。
残りの一切れをオンして完成。言葉になりません。至福!
3000円超えですがその価値はあります。最近、牛カツに押され気味の東京ビフカツ勢ですが、こんな上質のものに出会え一安心しました。
ご馳走様でした。
東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋本館8階
03-3246-5288
11:00-21:30
不定休(高島屋に準ず)
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、タイ・バンコク市です。