スピンオフ編~東京都港区新橋・ディープなところにありますがご利益は確かなようです『烏森神社』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都港区新橋の『烏森(からすもり)神社』です。

 

 

最寄駅は

JR各線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線

新交通ゆりかもめの『新橋』。

 

 

JR烏森口から徒歩2分

ビルの谷間の小さな小径

こちらが烏森神社の表参道です。

 

 

新橋と言えば

サラリーマンの町

酔っ払い天国

そんなイメージがありますが

この神社はそれを代弁している

そんな感すらあります。

 

神社の参道の入口に立つこの建物

何だかお分かりになりますか?

 

『王将』という名前の

半世紀以上の歴史を持つ焼き鳥屋です。

 

神社の参道の入口に

こんなディープな店があるのは

新橋ならではのこと。

 

 

5mほど進むと

一の鳥居が現れ

本当に神社がある

そう実感できます。

 

 

と思ったのも束の間

初めての方は

またまた頭が混乱すると思います。

 

参道の右側には

小料理屋や焼き鳥屋が数軒。

 

 

左側の建物は

社務所かなと思いきや

『烏森百薬』という

こちらも居酒屋です。

 

 

そして

飲み屋参道の突き当りに

ちゃんと神社があります。

 

 

社殿を護る狛犬は

向かって右側に

阿形で玉取りの獅子。

 

 

左側には

吽形で子取りの狛犬が。

 

漸く酒の匂いも消え

神社らしくなってきます。

 

 

940(天慶3)年

平将門の乱で将門を討ち取った

藤原秀郷による創建と言われています。

 

秀郷は戦に先立ち

武蔵の国の稲荷神社で戦勝を祈願したところ

白狐が現れ白羽の矢を授かりました。

 

この矢により将門を討つことができたため

感謝の念を込め

稲荷神社を創建しようと考えていたところ

再び夢に白狐が現れ

神鳥が群がる処が霊地であると告げました。

 

秀郷が

桜田村(現在の神社所在地)の森に来たところ

烏の群がっていたので

この地に神社を創建しました。

 

 

社紋は

烏と森をあしらった意匠

『社紋御守』もあります。

 

 

御守やおみくじ、御朱印は

社殿脇で販売されています。

 

 

ユニークなのは『心願色みくじ』

赤、黄、青、緑の4色があり

色ごとに願いごとが分かれています。

 

小学生までの子供は

『こども色みくじ』で

願い事の内容に関係なく

好きな色を選ぶことができます

・・・小さな子供に良縁や子授けは、まだ無縁ですから。

 

 

社殿の下にある和風の部屋で

願い札に願い事を書くことができます。

 

私は

今更願うこともないので

おみくじは買わない無信心者です。

 

 

参拝を済ませましたら

裏参道(?)へ。

 

さらにディープな飲み屋ストリート

やはり新橋です。

 

 

勝負必勝、商売繁盛、技芸上達、家内安全に

御利益があるとされていることから

ディープな場所にあるにもかかわらず

・・・ディープな場所にあるからこそ(?)・・・

参拝客が絶えません。

 

烏森神社

東京都港区新橋2-15-5

03-3591-7865

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区新橋です。