ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、兵庫県神戸市中央区の『ビストロ オニバ』です。
1年半ぶりに関西に遠征しました。お会いしたい方がたくさんいたのですが、こんなご時世ですので京都在住の長女以外は全て自粛しました。
今回ご紹介する『ビストロ オニバ』の最寄駅は、神戸市営地下鉄西神・山手線『県庁前』。
駅から徒歩3分。生田新道と鯉川筋の交差点にあるセブンイレブンの裏の路地に入ります。
今年7月にオープンしたばかりですが、神戸で最もホットなビフ活スポットになっています。
カウンター10席のみ。ランチタイムは行列必至です。大半が女性で、私が伺った時も左に妙齢の女性4人、右に若い女性5人。嬉しいやら居心地が悪いやら。
シェフは、このイラストにそっくりな中年の男性。オニバって鬼場か鬼婆かなと思ったら・・・そんな訳はありませんが・・・フランス語だったのですね。私の記憶に間違いがなければ英語の『Let's go』に当たるフレーズです。
開店からしばらくの間ランチメニューは税別900円のビフカツだけでしたが、最近になって量を三段階で選べるようになりました。
私が頂いたのは、『ビフカツM定食』。スープとライスが付いて税込1485円。
価格が変動していることもあります。
ビフカツが1枚半。1枚は、120~130g程度ですのでトータルで200g前後になります。結構なボリューム。
オージーだと思いますがヒレ(・・・関西ではヘレ)が見事なレアに揚げられています。勿論、肉が冷たいどこぞの牛カツ屋とは違い芯までちゃんと温かく揚がっています。
肉は柔らかくジューシー。甘さ控え目のデミグラスソースと相まって壮絶な美味さ。
ビフカツにマスタードは不要派なのですが、一応店に敬意を表し一切れだけ・・・やはり私には不要でした。
添え物は、シンプルにキャベツの千切りのみ。酸味の強いフレンチドレッシングが掛かっています。デミグラスソースのビフカツ、フレンチドレッシングのキャベツで無限ループになりそうです。
スープは、オニオンがいいアクセントのコンソメ。とてもいい味です。
ライスはやや硬めの炊き上がりで私の好み。
このクオリティとボリュームのヒレのビフカツで3コインでおつりが来るというのは信じられません。東京では絶対に考えられません。真剣に神戸移住計画を考えなければと思わせる逸品でした。
ご馳走様でした。
兵庫県神戸市中央区下山手通3-7-8 KESX1階
090-8531-0280
11:30-14:30 17:00-23:00
日曜日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都中央区日本橋久松町です。