ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、『中国美食回顧録(洋食)』です。中国に行ってなんで洋食と思われるかもしれませんが、2~3週間旅していると3食中華はきついものがありますので適当に洋食を挟んでいます。これが結構い美味しいのです。
まずは上海から
中国第一の都会の都市です
#01 ステーキ
@紅房子西菜館
上海のお洒落ストリート准海中路にある
第二次世界大戦以前からの老舗洋食店
ペッパーソースで頂くランプ(多分)は
柔らかくジューシーで美味です
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#02 スパゲティ・カルボナーラ
@Bella Napoli
上海市内に何店舗か展開する
イタリアン・レストラン
私が行ったのは
長楽路の路地にある
隠れ家的な店
・・・多分ここが発祥だと思います
やや柔らか目のパスタ
・・・私は反アルデンテ派・・・
ベーコンではなく
パンチェッタが使われ
風味豊かなカルボナーラでした
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#03 シュニッツェル
@飛象西餐廰
広東路のホテル『金外灘賓館』内にあった
ロシアレストラン
ビーフのシュニッツェルかなと
期待したのですがポークでした
肉にしっかりとした下味が付き
ソースは提供されませんでした
美味しかったのですが
やはりソースが欲しかったです
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次は天津
首都北京の外港として古くから栄えてきた街です
#04 リブアイステーキ
@Chonet
かつて西洋人が居住した五大道地区
その中の重慶道も『慶王府』という
清朝高官の屋敷だった洋館にあるレストラン
ミディアムに焼かれた肉は
脂ののりも良くジューシー
ペッパーソースも秀逸で
極上のステーキでした
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#05 クラブハウス・サンドウィッチ
@O'Hara's
イギリス租界だった解放北路にある
老舗ホテル『利順徳飯店』のメインバー
さすがに名門のバーだけあって
3枚のトーストに挟まれた
正統派のクラブハウスサンドウィッチ
『黄瓜不要』(胡瓜抜きで)で注文したので
安心して頂けました
・・・とても美味しかったです
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#06 牛肉と黒胡椒のスパゲティ
@1308徳餐啤酒坊
解放北路にある
ドイツ料理をメインとするビアホール
意表を突かれた
ウースターシャーソース味
ブラックペッパーと相まって
とんでもない美味しさでした
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3番目は黒龍江省ハルビン市
中国の大都市の中で最北端にあります
#07 ボルシチ
@露西亜
ロシア人が作った街だけあって
ロシア料理を出す店が
市内に多くあります
『露西亜』は
ハルビン随一の繁華街
中央大街にあるロシア料理店
俄僑(在外ロシア人)の経営で
本格的なロシア料理を頂けます
ボルシチは
シンプルですが超美味
・・・サンクトペテルブルクで頂いたものより
美味しいと思いました
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#08 ロールキャベツ
@塔道斯西餐廰(Todoc)
同じく中央大街に面し
1901年創業の
120年近い歴史を持つ
老舗ロシア料理店
ロールキャベツのソースは
トマト、クリーム、マッシュルームの
3種類から選べます
私が選んだのはクリームソース
ベシャメルソースのようですが
バターの香りはほとんどしません
滑らかで濃厚
今まで味わったことのないクリームソース
ロールキャベツとの相性は抜群です
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#09 サーロインステーキ
@馬達爾(モデルン)西餐廰
1901年に開業した
『モデルンホテル』のメインダイニング
第二次世界大戦以前は
日本人、西洋人、ユダヤ人などで
連日大盛況だったそうです
ミディアムレアにグリルされた肉は
適度な噛み応え残しつつジューシー
独特な風味のオニオンソースが
ステーキを引き立てます
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次は少し南に下り遼寧省大連市
中国東北地方最大の貿易港です
#10 混合迷你三堡
@蘭巴赫(LENBACH)
市南部の星海広場にある
ビアレストラン
混合=ミックス
迷你=あなたを迷わす
三堡=3つのハンバーガー
左端は
海老とアボカド・タルタルソース
真ん中は
『ベルリン・ファーマー・ビーフ』
チーズバーガーです
右端は
パストラミとプロセスチーズ
フィリングは
どれも美味しかったですが
それ以上にバンズが秀逸でした
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#11 フィレステーキ
@放浪者餐廰
市の中心部にある
外国人に人気のダイニングバー
ミディアム・レアで注文したのですが
出てきたのは
見事なウェルダン
薄切りですので
さほど硬くは感じませんが
やはりミディアム・レアで頂きたかったです
肉質は良く
醤油ベースの
ブラックペッパーソースがマッチし
美味しかったです
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さらに南に下り福建省福州市
省都で省最大の都市です
#12 紫蘇蛤類意面
@羅馬之戀
市中心部の冠亜美食街にある
イタリアンの人気店
紫蘇=しそ
蛤類=あさり
意面=パスタ
すなわちボンゴレビアンコです
薄い塩味
あさりの出汁が十分出て
非常に美味しかったです
・・・しその香りも秀逸
とび子がのっていたのは
想定外でしたが
結構マッチしていました
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#13 双醤芝士系列蛋包飯
@拿坡里小鎮 (Napoli Town)
同じく冠亜美食街にある
イタリアン中心の洋食屋
双醤=2種類のソース
芝士系列=チーズ系列
蛋包飯=オムライス
ソースは
トマトソースとチーズクリームソース
トマトソースは
海老、烏賊、あさりが入った
あっさりめのシーフード味
チーズが濃厚な
チーズクリームソースには
エリンギが入っています
どちらのソースも
ケチャップライスによくマッチします
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次はお隣の広東省に進みます
まずは省都広州市から
#14 芝士培根肉醤焗意面
@緑菌閣
市内に何店舗かありますが
私が行ったのは
オフィスやショッピングセンターが立ち並ぶ
天河区の店です
芝士=チーズ
培根=ベーコン
肉醤=ミートソース
焗=焼く
意面=パスタ
パスタはスパゲティー二
ミートソースはややスパイシー
軽く火の通ったベーコンと
とろけたチーズによく絡み
抜群の美味しさです
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最後は同じく広東省の深圳
広州の南東100㎞に位置し、香港に隣接しています
#15 仔牛のシュニッツェル
@Bia Da Marco
外国人が多く住む
市西部のウォーターフロントの
望海路に面したカフェ
薄く叩いた仔牛の肉を
フライパンで炒め焼きしたシュニッツェル
出てくるまではかなり不安でした
しかし
現物を見て安心しました
クリスピーな衣と
ジューシーな仔牛の肉
ミュンヘンやウィーンで頂いたシュニッツェルに
負けず劣らずの美味しさでした
中国で頂いた美味しい洋食はまだまだありますが
長くなりますのでこの辺にしておきます
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都中央区日本橋浜町です。