ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国黒龍江省ハルビン市のベイカリーカフェ『芭米利』です。私にしては珍しくスィーツ系を取り上げます。
ハルビン市は黒龍江省の省都
都市部人口は約５５０万人
中国最北端の大都市です
ロシア人が開発したことから
そこかしこに欧風建築が残る
エキゾチックな街です
中でも人気スポットは
旧市街の中心を走る
『中央大街』
かつては『キタイスカヤ大通り』と呼ばれ
ロシア人をはじめとする西洋人や
日本人が闊歩していました
『芭米利』は
中央大街の中ほどにある
ベイカリーカフェです
パンやケーキ、飲み物を買って
イートインもできますが
ほとんどの方がテイクアウトです
パン、ドーナツなど
種類は豊富ですが
夜になると売り切れが続出
スィーツも
バラエティに富み
充実しています
そもそも
甘いもの苦手な私が
何故この店に入ったのか
その理由がこちら
ドリアンケーキ
ドリアン大好きなんです
実は
中国の方も
大のドリアン好き
南国のフルーツなのに
北の果てのハルビンでも
街のそこかしこで売られています
丸ごとでは多いという方のために
ポーションにしたものも
売られています
小さいもので４５元程度（約７５０円）
大きいもので６５元程度（約１１００円）
結構いいお値段ですが飛ぶように売れます
私もホテルに持ちかりたかったのですが
いくら安宿とは言え
ドリアンの部屋食いは気が引けますので自粛
そんな折に
この店で見つけたのが
ドリアンケーキ
１個２０元（約３４０円）
微妙な値段ですが
部屋で頂いても問題なさそうなので
価格が変動していることもあります
スポンジの上に
ほのかにドリアンが香る
バタークリームがたっぷり
バタークリームは
軽めで甘さ控えめ
生クリームではと勘違いしそうです
スポンジもしっとりしていて
全体のバランスが良く
とても美味しいです
そして翌日
味をしめた私は
再び芭米利へ
この日買ったのは
マンゴーケーキ
同じく２０元（約３４０円）
マンゴ風味のバタークリーム
ジュレでコーティングされた
マンゴの果実
ドリアンケーキよりは
やや甘めですが
果実の酸味が加わり美味
翌年
ハルビンを再訪した際
またまた芭米利へ
この時は
ドリアンケーキに加え
イチゴのケーキを購入
鮮やかな色のイチゴが
へた付きのまま４個
半切でのっています
マンゴーケーキの倍ほどの大きさ
値段も３０元（約５１０円）と
やや高めです
バタークリームではなく
ほとんど甘さを感じない
生クリームが塗られています
イチゴが
シロップコーティングされているので
丁度よい甘さになります
美味しかったのですが
ボリュームがあり
一度では完食できませんでした
冷蔵庫に保存し
翌日の朝食として
美味しく頂きました
最後に自白しますが
全てバルビンビールとともに
頂きました
スィーツにビール
意外にいけるもんだな
そう目覚めた次第です
ごちそうさまでした
芭米利
中華人民共和国黒龍江省ハルビン市
道里区中央大街１０１
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都荒川区西日暮里です。