スピンオフ編~アイルラド ウォーターフォード市・何気なく残る中世『壁と塔の街』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、アイルランド・ウォーターフォード市の『壁と塔の街』をテーマにします。

 

 

ウォーターフォード市は

首都ダブリンの南西100㎞に位置し

人口約5万人

同国で5番目に大きい都市です。

 

市の中心は

東西に流れるシュール川の右岸で

中世の面影を残す

のどかな街が広がっています。

 

 

914年にヴァイキングが建設した

アイルランド最古の都市で

市の東端の三角地帯は

『ヴァイキング・トライアングル』と呼ばれ

最大の観光スポットになっています。

 

 

ヴァイキング・トライアングルの先端には

レジナルドの塔』があります。

 

11世紀初頭に

デーン人(ヴァイキング)の

レジナルド・マッキーバーが

要塞・見張り塔として建てた物で

当初は木製でした。

 

 

12世紀のノルマン人による

バイキング駆逐により

英国王の認可を受けた

ウォーターフォードは王国都市となり

街は要塞化して行きました。

 

 

このため

市のいたるところに

往時の面影を物語る

壁や見張り塔が残っています。

 

近年

ウォーターフォード市は

『City of Walls and Towers』の名のもとに

これらの壁と塔の保存に努めています。

 

 

観光名所としての位置づけではなく

街の歴史を物語る遺産として

何気なく(?)残しているため

説明板などはほとんどありません。

 

 

私も説明なしで

・・・というより情報がないので・・・

何枚かの画像をご紹介します。

 

何気なく街中に残された

中世の建造物が

素晴らしいものであることを

お分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 

壁がほとんど残っていない場所に

何故か説明板がありました。

 

St. Martin's Gateと呼ばれる

城門とはね橋があったところだそうです。

 

実は

城壁や見張り塔は多く残っているのですが

城自体はなぜか残っていません。

 

 

付録です。

 

ウォーターフォード市で

私が投宿したB&B

Barley Field。

 

 

狭いですが

シャワー・トイレ付の

清潔な部屋で

1泊40ユーロ(約5000円)。

 

物価の高いヨーロッパでは

アイルランドは安い方です。

 

朝食付きでしたが

フルブレックファストではなく

パンとコーヒーだけの簡単なものでした。

 

 

3週間という

長いようで短い旅でしたが

また行きたくなりました。

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国テグ(大邱)市です