実録編~群馬県みどり市『中華屋の店名の由来』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今日は実録編、ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が実際に経験した信じられない話をします。決して盛った話ではありません。Believe it or not・・・信じるか信じないかは皆様次第。

 

今回は、群馬県みどり市での話です。

 

7~8年前、所用で東武桐生線の終点『赤城』駅に行きました。訪問先に行く前に昼食をと思い駅付近を探索していたところ、気になる名前の中華屋を発見しました。『頭山満』。

 

画像はお借りしました。

 

頭山満と言えば、玄洋社の創立にも参画した明治時代の思想家。右翼の巨頭・黒幕的存在でした。やばいな、店主が頭山を崇拝する右翼なのかなと思いつつ、好奇心が恐怖に勝り入店。入ってみれば何の変哲もない中華屋。ラーメンと餃子を頂きましたが、普通に美味しかったです。

 

帰り際に女将と思しき女性に店の由来をお聞きしました。以下、私と女将の会話です。

 

私  :ご主人は、頭山満を崇拝されているのですか?

女将:(怪訝な顔で)トウヤマ・ミツルさん?主人も私もそんな方は知りませんが、どなたですか?

私   :お店の名前が『頭山満』だったもので。

女将:うちの店の名前は、『トウサンマン』です。

私   え~ぇぇぇぇぇぇっ!

 

頭山満:画像お借りしました

 

どのようにしたらこんな偶然が生じるのでしょう?

店名の由来を聞きたかったのですが、女将の『うちの店名に何か問題でも』と言うような表情と毅然とした態度に畏怖の念を抱き、断念。

 

後日、インターネットで調べたところ、『ラーメン業界(=)のに立ってお客様を足させよう!』とのご主人の自戒が由来とのことでした。しかし、私は、違う推察をしてみました。以下の通りの邪推です。

 

店を始めるにあたり店名を考えていたご主人、人気ラーメン店『山頭火』にあやかろうと山と頭を拝借し、自分の名前の『満』(・・・あくまでも私の推測です)を付け『山頭満』としました。しかし、これではパクリ丸見え。そんな時に偶然にも何かで頭山満の名前を見掛けたご主人、閃きました・・・『これだ!頭山満に決まり!』。

 

読み方は、山頭火をなぞって『トウサンミツル』。でも、なんかぴんと来ません。息子が父親の名前を紹介しているようです。ここでご主人、再び閃きました。『そうだ!全部音読みにしてしまえばいいんだ』。という訳で『トウサンマン』が誕生しました。再度お断りしておきますが、これはあくまでも私の独断と偏見に基づく推察です。

 

なお、同店は数年前に同じ群馬県内の桐生市に移転しました。

 

『トウサンマン』誕生の一席、お後がよろしいようで。

 

余談

 

ユーミンのご主人である松任谷正隆氏は、頭山満の娘である尋子さんが嫁いだ松任谷家の血筋に当たり、血のつながりはありませんが家系図的には頭山の親類になります。ということは、ユーミンも頭山満の遠縁になるのですね。

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国プサン市です