ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都台東区上野の蕎麦処『翁庵』です。
最寄駅は
JR各線、東京メトロ日比谷線/銀座線
『上野』
駅から徒歩3分
『浅草通り』に面した
人気の蕎麦処です
1899(明治32)年創業
120年以上の歴史を持つ
界隈きっての老舗
出身高校が近所だったので
学生の頃からお世話になっていましたが
ここしばらくご無沙汰していました
私が敬愛する
古今亭志ん朝師匠が
生前足繁く通われた店
店内は往時の雰囲気を残した
THE昭和の下町の蕎麦屋
高校生の頃に戻ったような気になります
美味しそうな蕎麦が
メニューアップされていますが
私の注文は毎回同じです
注文が決まったら
入口近くのレジで
代金を支払います
私が毎回頂くのは
志ん朝師匠がこよなく愛した
『葱せいろ』とご飯の組み合わせ
葱せいろは税込850円
ご飯(小)が同100円
計950円
価格が変動していることもあります
温かい蕎麦つゆには
たっぷりの葱と
烏賊のかき揚げが入っています
まずは
かき揚げと葱少々を
ご飯の上にのせます
かき揚げ天丼の
出来上がり
これも志ん朝師匠の真似
天丼はひとまず置いておき
伸びないうちに
蕎麦を手繰ります
細打ちの更科
ボリュームも十分にあり
悶絶の美味しさです
三口くらいで無くなってしまう
いわゆる『名店』とは違います
・・・これが蕎麦の王道ですね
かき揚げの味と
葱の香りが堪らない
蕎麦つゆ
かけ蕎麦のつゆよりは
若干濃い目ですが
もりのつゆほど辛くはありません
こういうつゆには
蕎麦をどっぷりと漬けて
頂きます
『粋じゃねぇな』
そんなことを言う
自称『江戸っ子』もいます
でもそんなの関係ねぇ・・・
自分の好きなように頂く
それが私のポリシーです
最後の方になると(・・・駄洒落?)
葱の下から
ナルトが出てきます
耳タコかもしれませんが
ナルトが大好きで
嬉しくなるお子様です
蕎麦を平らげたところで
間髪を容れずに
天丼に取り掛かります
少しふやけた衣と
あられの烏賊
これがご飯に合うんです
これを考えた志ん朝師匠は
真の意味でのグルメだな
いつもそう思います
久々に頂いた
志ん朝師匠縁の蕎麦と天丼
大満足でした
ごちそうさまでした
東京都台東区東上野3-39-8
03-3831-2660
11:00-20:00
日曜祝日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区元麻布です。