ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今日は久々に実録編、ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が実際に経験した信じられない話をします。決して盛った話ではありません。Believe it or not・・・信じるか信じないかは皆様次第。
今回は、15年ほど前のアメリカ・ニューヨーク市での話です。
日本人の間で海外旅行が盛んになり始めた頃、外国のトイレの個室でノックをされた時、なんと返事してよいか分からなくて困ったという質問がTV番組だか新聞だかであり、英語の堪能な方々が真面目に議論し回答していました。
『Some one in』と応えればよいでしょう、という回答でした。この質疑に私は笑いを堪えられませんでした。そもそも論として英語で返答する必要性がないのです。中に人が居ることを知らしめればいい訳ですから、日本語で『入ってるよ』でも何でも声を発すればことは足ります。そういう回答は一切なく、『Some one in』。日本語の『入っています』に相当するフレーズですが、これまで海外でこんな返事を聞いたことはありません。ノックをすると、咳払いをされたり、『In』とだけ言われたり。
その議論から20数年を経たニューヨーク市のとあるビルのトイレでのこと。個室の扉をノックすると、『Yes. Come in』との返事。アメリカンジョークでしょうが、一瞬戸惑い、『Sorry. I'll be back』と応え、その場を去りました。
お後がよろしいようで。
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都墨田区向島です。