スピンオフ編~中国福建省厦門(アモイ)市・廃線を利用した細長い公園『鉄路文化公園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、中国福建省厦門(アモイ)市の『鉄路文化公園』をテーマにします。

 

 

厦門は福建省南部に位置し

同省第二の都市

市区人口は380万人強。

 

中国有数の港湾都市であるとともに

歴史的な街並みが残る

人気観光都市の側面も持っています。

 

 

今回ご紹介する

『鉄路文化公園』の最寄駅は

地下鉄1号線の現在の終点

『鎮海路』。

 

 

駅の脇を通る『鎮海路』と交差する

『思明南路』を南に進みます。

 

 

10分ほど歩くと

左側に線路が敷かれた小道が

突如現れます。

 

 

中国特有の

ジグザグゲートがありますので

列車は通行できません。

 

 

緑に囲まれた

線路の道(?)を

市民たちが奥へ進んで行きます。

 

実はここ

厦門駅と厦門港をつなぐ

貨物列車専用線だったのですが

1980年代に廃線となり

2011年8月に『鉄路文化公園』として

一般開放されました。

 

 

全長約4.5㎞

4区画に分かれた細長い公園で

厦門駅の近くまで続いています。

 

全区間入場無料です。

 

 

今回ご紹介するのは

思明南路から始まる『風情体験区』。

 

入口近くには

鉄道の管理事務所があった

コロニアル風の洋館があります。

 

 

今は廃屋になっていますが

いずれは整備され

公園の一部になるようです。

 

 

200mほど進むと

『鴻山隧道』という

全長約700mのトンネルが現れます。

 

 

トンネル内は

鉄道歴史展示館になっています。

 

 

両側の壁には

象徴的な彫刻や

厦門の鉄道の歴史に関する

パネルなどが展示されています。

 

 

鉄道の建設風景や

当時の厦門の町など

興味深い展示が数多くあります。

 

 

中でも面白いなと思ったのは

2020年における

高速鉄道(新幹線)網の完成予想図。

 

 

よく見ると

福建省から台湾の台北まで

海を渡って路線が伸びています。

 

撮影したのは2018年11月

2020年になった現在も

当たり前の話ですが

実現はしていません。

 

ひょっとしたら秘密裡に

海底トンネルを掘っていたりして・・・。

 

 

展示を見ながら

ゆっくりと歩いても

30分ほどで出口が見えます。

 

 

この先も

まだ公園は続きます。

 

市民の皆さんは

ハイキングを楽しむように

進まれていました。

 

 

私は

他にも見たいところがありましたので

来た道を引き返しました。

 

 

今回は時間の関係で

1区画しか歩けませんでしたが

次回は全区画を歩いてみたいと思います。

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、台湾台北市です