番外編~中国天津市・160年以上の歴史を誇る包子店『狗不理』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国天津市のレストラン『狗不理』です。

 

 

天津は

首都北京に隣接し

都市部の人口は506万人

 

北京、上海、重慶とともに

中国で最高位の都市である

直轄市です

 

市中心部を南北に走る『濱江道』は

歩行者天国の繁華街

昼も夜も人で溢れています

 

 

『狗不理』は

濱江道と交差する

『山東路』にあるレストランです

 

創業は1858年

160年以上の歴史を持つ

中国を代表する包子の老舗です

 

狗不理とは

『犬も食わない』という意味で

飲食店には相応しくない店名です

 

店名の由来については諸説ありますが

最も一般的なのは

創設者のあだ名『狗子』と性格とされています

 

創設者が包子作りと販売に精を出し

他のことに構わなかった(不理)ため

いつしか『狗不理』と呼ばれるようになったとのこと

 

 

開店時間直後で

まだ人はまばらですが

30分後には満席になりました

 

 

まずはビール

『Gouibuli』と店名が入った

プライベート・ブランド~12元(約200円)

 

価格が変動していることもあります

 

 

『欖菜豆腐』

中華風のおから寄せのようなもの

28元(約470円)

 

健康には良さそうですが

美味しいかと言うと

ちょっと首を傾げます

 

 

『花生菠菜』

ピーナツとほうれん草の炒めもの

32元(約540円)

 

コーンも入った

不思議な取り合わせですが

薄い塩味で美味

 

柔らかいほうれん草と

カリカリのピーナツが

絶妙の食感をなしています

 

 

ここで紹興酒に切り替えます

『古越龍山』の10年もの

120元(約2000円)

 

 

 

『津味全爆』

海鮮と野菜の炒め物

98元(約1600円)

 

海老、いか、帆立

セロリ、マッシュルーム、百合根など

具材はバラエティに富んでいます

 

塩味で炒めたものを

片栗粉でとろみを付けています

これはビールが進みます

 

 

狗不理と言えば包子

包子と言えば狗不理

ここで真打登場

 

『伝統小籠猪肉包』

豚肉の肉まん

8蒸籠で96元(約1600円)

 

 

醤油味の付いた肉が

特製の皮にぎっしり詰まっています

超美味

 

 

『小籠对虾青韮包』

大正海老と韮の饅頭

8蒸籠で128元(約2200円)

 

 

プリプリの海老と

韮がいい取り合わせです

かなりにおいます

 

薄塩の味付けですが

醤油と酢を付けて頂くと

抜群の美味しさになります

 

 

中国にしては

かなり高めの値段設定ですが

味は抜群です

 

ただ包子が8個単位なので

一人の場合には

別の店に行ってしまいます

 

ごちそうさまでした

 

狗不理

中華人民共和国天津市和平区山東路77号

86-22-27302540

9:00-14:30  17:00-21:00

年中無休

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、ロシア・サンクトペテルブルク市です。