スピンオフ編~韓国クァンジュ(光州)市・中心にありながらローカル色が濃い『ヤンドン(良洞)市場』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、韓国クァンジュ(光州)市の『ヤンドン(良洞)市場』をテーマにします。

 

 

クァンジュ(光州)市は

プサン市の西200㎞に位置し

人口147万人の広域市

韓国で6番目に大きい都市です。

 

芸術の都として知られていますが

1980年5月18日に起きた

民主化運動『光州事件』の舞台となった町で

韓国では進歩的な政治風土を持つところです。

 

 

『ヤンドン(良洞)市場』は

100年の歴史を持つ在来市場で

クァンジュ市で最大のマーケットです。

 

最寄駅は

地下鉄1号線の

『ヤンドンジジャン』。

 

 

地上に出ると

すぐに市場が広がっています。

 

 

大規模な建物の中は

主として食糧品売り場。

 

 

目につくのは

このような光景。

 

何だかお分かりですか?

冷凍の『ホンオ(カンギエイ)』です。

 

韓国で消費されるホンオの

ほぼ90%が

ヤンドン市場で取引されています。

 

 

アジュンマがホンオを解体し

切り身にしています。

 

この時点では

発酵させていませんので

あの独特の臭いはありません。

 

 

もちろん

生のホンオも売っています。

 

 

ヤンドン市場は

生鮮食品だけでなく

惣菜類が充実していることでも有名です。

 

こちらは

ピーナツ、松の実、ヒマワリの種などを

胡麻油で和えたもの。

 

 

蓮根の炒め煮

試食しましたが

少し甘目でピリ辛

とても美味しかったです。

 

 

烏賊のあられ

日本のものと

ほぼ変わらない味です。

 

 

うずらの卵、牛肉

獅子唐、ひよこ豆の醤油煮。

 

美味しそうなので

試食をお願いしたのですが

何故かこれは断られました

・・・買う気がないと悟られたかな。

 

 

いぶりがっこのそっくりさん

こう言うのは苦手です。

 

 

この売り方

チョラナド(全羅南道)特有なのでしょうか?

 

ポ(木浦)の市場でも見ましたが

ソウルやプサンでは見かけませんでした。

 

 

またしてもクイズ

何だかお分かりになりますか?

 

チ(手長蛸)を棒に巻いたものです

面白い売り方ですね。

 

 

こちらのアジュンマは

内臓系を捌いています。

 

 

道路に面した部分には

食糧品以外の店が立ち並びます。

 

この辺りは家具屋のコーナー

この店は『イタリア家具』と

看板に書かれています

・・・本当かな?

 

 

少し行くと楽器屋が・・・

打楽器専門店と思ったら

店内は食器屋でした。

 

 

屋上には

テラス席もある

飲食店やカフェがあります。

 

 

百万都市の中心部にありますが

かなりローカル色が強く

楽しめる市場でした。

 

ヤンドン市場

大韓民国光州広域市西区良洞5-101

광주광역시 서구 양동 5-101

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、群馬県富岡市です。