ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾鹿港鎮の食堂『鹿仔港魷魚肉焿』です。
鹿港は台中の西約３０㎞
台湾海峡に面した
人口９万人弱の鎮です
鎮とは日本の町に相当するもので
高層ビルなどはほとんどなく
地方感が溢れています
しかしかつては台南に次いで
台湾で二番目に栄えた街
繁栄を裏付ける寺社仏閣が多く残っています
鹿仔港魷魚肉焿は
鹿港の中心『中山路』と『民権路』の
交差点近くにある食堂です。
外見は
何となくコンビニのようですが
間違いなく食堂です
入口の上の看板には
『魷魚』と『肉焿』と
大きく書かれています
魷魚は烏賊
肉焿はとろみのある肉のスープ
店名にもなっている料理です
メニューは
麺、ご飯物、スープ
ほとんどが３０～４０元（約１００～１４０円）
入口近くの大鍋では
名物の『魷魚肉焿』がグツグツ
烏賊と豚肉のとろみスープです。
頂いたのは
『魷魚肉焿』の小
４０元（約１４０円）
価格が変動していることもあります
肉圓でいいのでしょうか？
台湾や福建省でよく見る
ワンタンの親類です
片栗粉で肉を練り込んであるので
ワンタンとは食感が異なりますが
美味しいです
烏賊は
干したスルメを
戻したものです
烏賊の味が凝縮され
悶絶の美味さ
食感も良い感じです
烏賊と肉の出汁が
詰まったスープは
薄い醤油味
黒胡椒を入れると
味変して更に旨みが増します
・・・大量に入れましたが大丈夫
木耳と細切りの筍が
素晴らしいバイプレイヤーを
演じています
小では足らないという方には
大もあります
６０元（約２００円）
御飯に掛けたもの
麺やビーフンに掛けたものなどの
バリエーションもあります
日本では味わうことができない
台湾ローカルフード
是非お試しください
ごちそうさまでした
鹿仔港魷魚肉焿
中華民国彰化縣鹿港鎮中興里後車巷３４號
886-4-776-0556
6:30-21:00
年中無休
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、大阪府大阪市です。