ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾台中市の茶室『心行館』です。
台中は
台北の南西約120km
西海岸中部にある大都市です
人口約278万人
台湾第二の都市の座を
南部の高雄と競っています
市内には
日本占領時代の建物が
多く残っています
『道禾六藝文化館』もその一つで
かつては刑務所があった場所ですが
現在では教育の場として活用されています
敷地内にあるこの建物は
『惟和館』と呼ばれ
監獄官や警察官の演武場でした
演武場の隣には
再建された日本式建築があり
『心行館』という茶室になっています
館内に入ると
庭に面した縁側風の廊下が続き
こちらでもお茶を頂けます
日本風の部屋ですが
全てフローリング
畳の部屋はありません
メニューには
『茶座』と『茶席』とありますが
その違いがよく分かりません
左側のページは茶座
一茶一座から一茶三座まで
一人から三人と言うことのようです
右のページは茶席
一席三人から一席六人まで
少し割高です
私は一人でしたので
一茶一座を・・・
220元(約770円)でお茶受け付き
お茶は10種類の中から選びます
ホット専用、コールド専用
両方できるものがあります
私が選んだのは
『苗栗銅鑼白毫烏龍』の
コールド
東方美人、重発酵
具有熟果香、蜜香との説明が・・・
なんのこっちゃ全く理解できません
600ccの冷茶が
デキャンターに入れられ
提供されます
いつも飲んでいる
安物の烏龍茶とは
全く違う香りがします
お茶請けが三種類
見た目は和菓子のようで
美味しそうです
落雁かなと思ったのですが大外れ
米をすり潰して固めたようなお菓子
甘さ控え目で美味です
最中かと思いましたら
またまた大外れ
練り菓子です
少し甘目ですが
冷たい烏龍茶にマッチし
上品な美味しさです
梅の甘酢漬け
日本で頂くのとほとんど同じ味
美味しかったです
庭から見ると
こんな感じの家屋で
日本にいるのではと錯覚します
暑い中を歩き回った後
日本式に庭園を眺めながらの冷茶
格別の味でした
ごちそうさまでした
心行館
中華民国台中市中区森林路33號
886-4-2375-9366
次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々や日本の街角の光景をご紹介します。テーマは、ベトナム・ホーチミン市です。