ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾嘉義市の食堂『国際猪肉血湯』です。
嘉義市は
台湾南部の中都市
人口は約２７万人
親日的な台湾の中でも
特に親日さが溢れる都市
私はそう感じました
日本占領時代の日本風家屋が
街のそこかしこに残り
一種独特の雰囲気を醸し出しています
『国際猪肉血湯』は
日本風の街並みが色濃く残る
西門街と蘭井街の角にある食堂
袖看板２つと正面の大きな看板
何れも店名が薄れ
ほとんど解読不能です
『猪肉血湯』とは
豚の血を豆腐状にしたものを
具とするスープ
それらしき物もありませんし
召し上がっているお客さんも皆無
・・・ひょっとしたら代が替っているのかも
西門街も蘭井街も
日本人が街づくりしたためでしょうか
騎楼が余りありません
こちらの店も客席は店内だけ
パイプ椅子に折り畳みのテーブル
ほぼ騎楼と変わりませんが
頂いたのは
『魯肉飯』
２０元（約７０円）・・・超安っ！
甘さ控え目に
煮込まれた豚肉
柔らかくとても美味しいです
筍も入っています
頂いたのは３月
この時期の台湾の筍は超美味
おっと危ない！
胡瓜の漬物のようなものが・・・
胡瓜は私の天敵
もちろん駆除
なんで胡瓜が駄目なのか？
よく尋ねられます
宗教上の理由
亡き祖父の遺言
などなど色々な理由があります（？）
さて邪魔ものがいなくなったところで
ビビムパップのように混ぜます
これが私流の魯肉飯の頂き方
台湾の方はやりません
ひょっとしたら
行儀悪い奴と思われているかも
しかし
ご飯と肉と汁が三位一体になり
滅茶苦茶美味しくなるんです
魯肉飯は
地方や店により味が微妙に異なりますが
外れたことは一度もありません
ごちそうさまでした
国際猪肉血湯
中華民国嘉義市西区西門街２０２號
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、愛知県常滑市です。