ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、中国上海市の『路上ボランティア活動』をテーマにします。
上海市は
都市部人口１８７０万人
中国最大の都市です
・・・否、世界最大の都市です。
市随一の繁華街は
中心部を東西に走る『南京路』。
『西蔵路』を境に
『南京東路』と『南京西路』に分かれます。
デパートや飲食店が軒を連ねる『南京東路』は
さながら不夜城
深夜まで灯りが煌々と灯り
人通りが絶えません。
そんな南京東路ですが
日曜日の朝になると
様子が一転することがあります。
お年寄りを中心に
たくさんの人が集まり
行列を成しています。
行列の先にあったのは
散髪風景。
軍人や理容師さんが
無料で散髪しているのです。
パイプ椅子に掛けた老人たちを相手に
手際よく整髪しています。
一人に要する時間は
１５分程度
もちろん洗髪はありません。
行列に並ぶ人が
次から次へと増えますが
理容師さんが５～６人いるので
待ち時間はさほでないようです。
床屋さんだけではありません
こちらは肩もみ
気持ちよさそうに揉まれています
もちろん無料。
眉毛のお手入れ
あまり並んでいません。
爪のお手入れ
爪切りと甘皮の処理だけで
ネールはやっていませんよ。
理容・美容関係だけではなく
日用品の修理なども
やっています。
こちらは傘の修繕
骨が折れた傘などを持ち寄り
直してもらっています。
刃物を研いでいる職人さん
グラインダーと砥石を駆使して
丁寧な仕事していました。
こちらも
刃物砥です。
このボランティア活動は
市民団体が軍などの協力を得て
行っているようです。
全て無料なので
はしごされている方も
たくさんいます。
開催は不定期ですが
近代的な上海の街角で
昔ながらの光景を見ることができ
非常に興味深いものがあります。
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都台東区です。