スピンオフ編~群馬県高崎市・歴史と音楽が漂う憩いの場『高崎城址公園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、群馬県高崎市の『高崎城址公園』をテーマにします。

 

 

最寄駅は

JR各線、上信電鉄

『高崎』。

 

 

駅から西に約1㎞ほど歩くと

掘割が現れます

これが高崎城の外堀です。

 

 

外堀に沿って建つのは

『高崎高松郵便局』。

 

城址を意識した

修景が成されています。

 

 

郵便局の前には

高崎城址公園が。

 

 

高崎城は

1598(慶長8)年

徳川家康の命を受けた

箕輪城主・井伊直政により

築城されました。

 

郭内だけでも

16万㎡(5万坪)を超える

広大な城郭でしたが

現在残っているのは

この三の丸の外囲の土居と

東門、乾櫓だけです。

 

 

1873(明治6)年の『廃城令』により

存城となりましたが

建造物は移転または破却され

跡地の大半は

陸軍歩兵第十五連隊の駐屯地として

第二次世界大戦終戦まで使われていました。

 

 

『乾櫓』

武器や食糧の収蔵庫であるとともに

ここから敵に矢を放ったり銃撃をする

重要な軍事施設でもありました。

 

 

廃城令後は

市内の農家に払い下げられ

移築されて納屋として使用されていましたが

1974(昭和49)年に

県指定重要文化財に指定されたのを機に

三の丸模擬石垣上に移築復元されました。

 

このような建築物が

農家に払い下げられ

しかも納屋になっていた事実には

驚きを隠せません。

 

 

乾櫓の下にあるのは

『東門』。

 

通用門として使われていましたが

廃城令後に乾櫓と同様に

市内の農家に払い下げられ

移築されていました。

 

こちらは

1980(昭和55)年に

移築復元されました。

 

 

三の丸の土居の下には

堀への水門があります。

 

 

土居の上には

『飛龍の松』。

 

 

見おろすと

公園の一部が目に入ります。

 

 

公園の中心に建つのは

『群馬音楽センター』。

 

1961(昭和36)年の開館以来

群馬交響楽団が本拠地としていましたが

今秋の高崎芸術劇場のオープンとともに

同楽団は移転しましたが

現在でも各種イベントコンサートなどに

使用されています。

 

 

群馬音楽センターの前には

音楽に関連したオブジェも

いくつか置かれています。

 

 

3mを優に超えると思われる

こちらのコントラバス

何だと思いますか?

 

 

実は公衆電話ボックスなのですが

携帯電話の普及が進み

公衆電話の利用者が減少したためでしょうか

現在は施錠され利用不可になっています。

 

 

こちらのオブジェは

ハープでしょうか?

 

 

ベンチの上には

五線譜と音符が

座っているだけで

ウキウキしてくるような・・・。

 

 

『よろこび』と題された彫刻

子供が魚を取った

喜びを表しているのでしょうか?

・・・芸術音痴には理解不能。

 

 

城址公園を囲む土塁の上には

遊歩道が設置され

まだまだ見どころがたくさんありますが

長くなりますので

今日はここまでにしておきます。

 

高崎城址公園

群馬県高崎市高松町

※リンクの『ぐんまナビ』に記されている住所は間違いです。

 

次回は本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、台湾・台南市です。