スピンオフ編~東京都品川区・モース博士の偉業が分かる『大森貝塚遺跡庭園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都品川区の『大森貝塚遺跡庭園』をテーマにします。『公園』ではなく何故か『庭園』です。

 

 

最寄駅は

JR京浜東北線

『大森』。

 

 

西口から

『池上通り』を大井町方面に徒歩約5分

右側に

ちょっと変わった入口が現れます。

 

 

入口の左側には

大森貝塚から出土した

縄文土器のレプリカが。

 

 

入口右側にも

出土品らしきもののレプリカが

飾られています。

 

 

園内に入り

突き当りに見えるのが

『地層の回廊』。

 

縄文土器と地層をイメージした回廊で

階上部分からは

園内を一望できます。

 

 

回廊の中と左右には

地層を再現した壁があります。

 

 

回廊の左脇には

小さな広場があり

銅像が立っています。

 

 

こちらこそが

1877(明治10)年に

『大森貝塚』を発見した

アメリカの動物学者モース博士。

 

入口にあった土器と同じ形のものを

両手に抱え調べています。

 

 

モース博士の胸像の裏手

JRの線路の脇には

オブジェが数体並んでいます。

 

私は

オットセイかなと思いましたが

『波のオブジェ』というタイトルで

縄文時代には

この辺りが海岸線だったことから

打ち寄せる波をイメージしたそうです

・・・う~ん!でも、オットセイにしか見えない。

 

 

オットセイ

波のオブジェの近くに

小さなくぼみがあります。

 

モース博士による発掘調査の際に

実際に貝塚が発見された地点です。

 

 

貝塚跡から

入口方向に少し歩くと

『貝塚展示ブース』があります。

 

ブースも

貝の形をしています。

 

 

ブースの中には

実際の貝層を利用し

発見当時の貝塚が

復元されています。

 

 

アサリなどの貝殻が

地層に埋まっています。

 

 

日本の考古学を

飛躍的に発展させた

大森貝塚の発掘には

面白い逸話があります。

 

江戸時代に

長崎の出島で活躍した

医師・博物学者のシーボルト

その次男のハインリッヒ・フォン・シーボルトが

自身が大森貝塚を発見したと主張し

モース博士を激怒させました。

 

モースvsシーボルトの話はさて置き

一度この公園を訪れる価値はあると思います。

 

大森貝塚遺跡庭園

東京都品川区大井6-21

3~6月及び9~10月 9:00-17:00

8~9月 9:00-18:00

10~2月 9:00-16:00

年中無休

入園無料

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、栃木県足利市です。