ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都千代田区九段南の『牛楽』です。
最寄駅は、JR総武線、都営地下鉄新宿線、東京メトロ有楽町線/南北線の『市ヶ谷』。
都営地下鉄新宿線のA3出口からは徒歩30秒。
夜は食べ放題で人気の焼肉店です。
ダークブラウンを基調とした店内は、排煙ダクトが無ければ洋食屋のようです。
ランチは、焼肉、クッパップ、ビビムパップなど韓国料理ですが、何故か10食限定で牛カツ定食があります。
牛カツ定食は、スープ、漬物、ご飯が付いて税込1290円。以前は、肉120gで税込990円という少な目バージョンもあったようですが、現在は160gのものだけです。
価格が変動していることもあります。
もも肉がミディアムレアに揚げられています。さすがに160gはボリュームあります。
肉は、柔らかくジューシー。芯まで温かく揚っています。さほど期待していなかったのですが予想外の美味しさ。
タレは、焼肉店らしく韓国風・・・胡麻油に黒胡椒と岩塩。
各テーブルにはコチュジャンと醤油が備えつけられています。店員さん(中国の方でしたが)によればコチュジャンでも美味とのことです。
まずは、特製のタレで。黒胡椒と胡麻油が意外にビーフカツに合います。これは、わさび醤油よりずっといいです。でも、やはりデミグラスソースが恋しい!ここのところデミグラスソースで頂くビーフカツに遭遇していません・・・東京は『牛カツ』ブームなのです。
そこで私は考えました。他力本願を捨て自力本願でゆこう!・・・と言う訳で、とうとうルビコン川を渡ってしまいました。
持参した自家製のデミグラスソース・・・正確にはハインツに少し手を加えただけのものですが。
まずは少しだけ。
もちろん一流店のデミグラスソースという訳ではありませんが、良質の肉と相まって美味しいぃぃぃっ!
それでは全体に。ああ、満足。店に無断で持ち込みをするなんて失礼だ、そういうご意見もあろうかと思います。私は、副菜やドリンクを持ち込むことは言語道断と思いますが、調味料の持ち込みは許容範囲だと判断します。蕎麦屋に手製の七味を持参している蕎麦通の友人もいます。
サラダドレッシングは、フレンチドレッシングに梅ペーストを合わせたような味でとても美味しいです。
スープは、胡麻油の効いた韓国風、具はワカメです。とてもいい味です。お替り自由。
漬物は、キムチかと思いきやザーザイ。気のせいかキムチ風の味付けですが・・・。漬物はあまり頂きませんが、これは美味しかったです。
ご飯は普通です。こちらもお替り自由。
賛否あろうかと思いますが、美味しいものをより美味しく頂くための少しの我儘・・・味に自信のある店ほど許容して頂けるような気がします。もちろん、寿司屋にソースを持ち込むような暴挙はしませんが。
ご馳走様でした。
東京都千代田区九段南4-7-17
03-6272-6327
11:00-23:30 (ランチメニューは17:00まで)
年中無休
次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、中国・ハルビン市です。