番外編~台湾鹿港鎮・日本人の大半が好きになる筈です『麺線研究所』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾鹿港鎮の『麺線研究所』です。

 

 

鹿港は台中の西約30㎞

台湾海峡に面した

人口9万人弱の鎮です

 

鎮とは台湾の行政単位

市より一段格下で

日本の町に相当します

 

 

清朝時代

鹿港は台南に次ぐ第二の街で

台北よりも栄えていました

 

かつての栄華を偲ばせる

寺社が数多くあり

中山路の城隍廟もその一つです

 

 

『麺線研究所』は

城隍廟の目の前のある

麺線の専門店

 

英語で『Institute of Misua』

日本語で『台湾そうめん研究所』

もちろん研究機関ではありません

 

 

店の前には

レトロな三輪車が

移動販売していたのでしょうか(?)

 

 

2mほどしかない間口

何か懐かしさを感じます

テイクアウトもやっているようです

 

 

手前半分は

キッチンと物販

客席はありません

 

正面に何か貼ってあります

『クルミ永森』

NO!『森永ミルク』でした

 

 

客席は奥半分

タイムスリップして

友達の家に行ったような気分です

 

でも

この店の歴史は浅く

2015年創業

 

 

フードメニューは3種類だけ

それぞれに縁起のいい名前が付いていて

何れも55元(約190円)

価格が変動していることもあります

 

平安壹號=Peace NO.1

幸運貮号=Fortune NO.2

永康参號=Health NO.3

 

 

私が頂いたのは平安壹號

サブタイトルは

『懐かしく素朴で幸せな味!』

 

 

パクチーがどっさり

注文の時に日本語で

『パクチー大丈夫』と聞いてくれました

 

 

鰹出汁で醤油味

とろみの付いたスープが

細い麺線によく絡みます

 

あっさりとした味付けと

麺線の喉越しで超美味

日本人の大半が好きだと思います

 

 

具も色々入っています

まずは豚の赤身

いい歯応えです

 

 

手作りの海老団子

すり身の中に海老の風味が残り

抜群の美味しさ

 

 

干し貝柱

190円の麺線に入っているなんて

信じ難いです

 

 

黒酢を少し加えると

味変でき

さらに美味しくなります

 

 

辣油を数滴垂らします

いいアクセントになり

美味さ倍増

 

 

食事にはちょっと物足りませんが

おやつとして丁度良い量

しかも安価で美味

 

ごちそうさまでした

 

麺線研究所

中華民国彰化縣鹿港鎮中山路381號

886-4-777-1686

9:30-18:30

月曜日休み

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、ベトナム・ホーチミン市です。