ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都文京区根津の居酒屋『根津の甚八』です。
最寄駅は
東京メトロ千代田線
『根津』
駅から徒歩５分
ぼやっと歩いていると
通り過ぎてしまいます
根津界隈の風情が漂う
築１３０年以上の古民家を利用した
小さな居酒屋です
開店時間になると
提灯に灯りが入り
更に風情が増します
時代劇のワンシーンから
タイムスリップしたような引戸の入口
もちろん自動ドアではありません
切り盛りするのは
小粋な女将一人
年齢は秘密です
店自体はかなり昔からありますが
女将が引き継いでからは７年目
前のオーナーとは無関係だそうです
これまた江戸時代ではと
錯覚させられるような
座敷席もあります
そもそも店名の由来は
真田十勇士
それとも亡くなった俳優？
女将に尋ねたところ
店を引き継いだ時の条件が
店名を変えないことだったため
女将自身は
店名の由来については
全く知らないそうです
メニュー数は多くなく
変わったものもありませんが
何れもリーズナブルな価格
まずは『昆布の佃煮』
丁度いい塩加減で美味
ビールが進みます
手作りかとお聞きしたところ
近所の惣菜屋で購入したとのこと
・・・んんんんん？！？！
『うるめ鰯』
薄塩でとてもいい味です
これは手作りの訳ありませんね
『クリームチーズのたまり醤油漬け』
ご自身で漬けたそうです
とても美味しいです
『豚味噌づけ焼き』
柔らかい豚肉に
味噌の香ばしさが纏わり超美味
絶対にご自身で漬けられたと思うのですが
そんな面倒なことしないわよ
買ってきたのよとはぐらかされました
『炒り子』
懐かしい！
ポリポリやりました
『水餃子』
これも市販品だと言い張っていますが
絶対に手作りです
今まで味わったことのない
厚めのモチモチの皮に
挽肉の餡がぎっしり
中国でも水餃子を
数多頂いて来ましたが
こんなのは初めてです
水餃子の概念を変える美味しさ
これが市販品なら
何処で買えるのか教えて！
何故か
くるみパンがサービスで
出て来ました
『頂きものよ』とのことですが
とても美味
『根津のパン屋』のかな（？）
〆を注文したところ
これでちょっと凌いでおいてと
こんなものが出て来ました
『あさりとセロリのスープ チキンラーメン入り』
あさりとセロリの出汁が効いたスープに
チキンラーメンの塩味が絶妙にマッチします
スープの中に
即席の麺を入れただけよ・・・
自虐的におっしゃっていました
ご謙遜を・・・
素晴らしいアイデア
そしてとんでもない美味しさ
不思議チャンな女将ですが
間違いなく
料理の腕は確かです
自称グルメの来店で
忙しくなるのが嫌なのかも
でもいい店です
ごちそうさまでした
東京都文京区根津２－２６－４
03-5685-1387
17:30-22:00
土日休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国・クァンジュ（光州）市です。