ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国長春市の『南方包子舗』です。
長春市は吉林省の省都
都市部人口約４４０万人
同省第一の都市
第二次世界大戦終戦までは
日本の傀儡国家『満洲国』の首都で
新京と呼ばれていました
市内各所には
満洲国時代の建物が散在し
現在でも使用されています
『南方包子舗』は
市の中心ですが観光客の姿はない
南昌路にあるローカルな食堂
包子は饅頭のことで
東北地方ではポピュラーな食べ物
・・・なんで南方なのでしょう（？）
店頭では早朝から
包子が蒸され
いい匂いが漂っています
皮や餡まで全て
中年のご夫婦が
店先で手作りしています
包子の中身は肉
１蒸籠１０個で６元
約１００円
価格が変動していることもあります
包子の他には
焼売、蒸餃子、炒飯など
どれも１０元（１７０円）以下です
調理場と客席が
一体化した店内は
これぞ中国のローカル食堂
包子を頂くつもりで入店したのですが
奥様が作られていたワンタンが美味しそう！
急遽予定変更
小粒のワンタンが２０個
こちらも６元（約１００円）
超絶の安さです
小ぶりですが肉がぎっしり
スープは鶏ガラ出汁の醤油味
１００円とは思えない美味さ
アオサのような海藻が入っていて
ほんのりと磯の香りがします
・・・これがまた良い！
小さなオキアミも・・・
海鮮風味のスープの肉ワンタン
言葉にできない壮絶な美味しさ
これまで日本国内はもとより
中国や台湾などで
ワンタンを数多頂いてきましたが・・・
南方包子舗のワンタンは
私の中でかなりの上位に位置する
ハイレベルなものです
ごちそうさまでした
南方包子舗
中華人民共和国吉林省長春市朝陽区南昌路２５２
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、オーストラリア・シドニー市です。