ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都台東区谷中の『カヤバ珈琲』です。
最寄駅は
東京メトロ千代田線
『根津』
JR山手線／京浜東北線の
『鶯谷』駅からも
ほぼ同じ距離です
根津駅から言問通りを
鶯谷駅方面へ
徒歩１０分ほど
『上野桜木』交差点の角に立つ
古民家を利用した
人気の喫茶店です
建物は
１９１６（大正５）年築の
出桁造り
喫茶店の創業は１９３８（昭和１３）年
家族経営で７０年ほど続きましたが
２００６（平成１８）年に閉店しました
その後NPO法人などが建物を借り受け
改修工事を経て
２００９（平成２１）年秋に復活、開店しました
地元の方々や
谷根千を散策する観光客に
大人気
行列は必至で
店の前のベンチに腰掛け
サービスの水を頂きながら待ちます
１階はモダンな造り
調理用のカウンターと
テーブル席があります
１階の奥には
２階へと続く
急な階段があります
階上には往時の雰囲気を残した
和室が二部屋
１階よりは２階が絶対お薦め
階段を上がった左側は
東側と南側に窓があり
根津の街を見下ろせます
右側の部屋は
本棚などがあり
我家でくつろぐような感じです
まず出されるのがこれ
紙おしぼりです
・・・粋ですね
猛暑の日の昼下がりに伺ったので
アイスコーヒーでもと
思っていました
しかし
とても気になるメニューを
見つけてしまいました
『谷中ジンジャー』
期間限定商品の
かき氷の一つ
谷中は
江戸時代には
葉生姜の名産地だったのです
我々下町のおじさんは
いまだに葉生姜を『やなか』と呼び
夏には欠かせない酒肴なのです
普段かき氷は頂きませんが
でもこれは行くしかない！
・・・台南で４月に頂いたマンゴーかき氷以来です
谷中ジンジャー登場
意外とボリュームが少ないので
ほっとしました
トッピングは
少し甘みのついた刻み生姜
・・・まんまですね
どんな味がするのだろう
期待と不安を織り交ぜながら
じっと見つめます
おじさんたちが子供の頃は
掌で氷をギュッと潰し
スプーンを入れたものです
周りの若い女性たちで
そんなことしている方はいません
・・・郷に入っては郷に従え
シロップは生姜の搾り汁
ほんのりと甘みが加えられています
これは本当に美味しい！
インスタ映えはしませんが
『やなか』好きのおじさんには
リピートしたくなる逸品でした
ごちそうさまでした
東京都台東区谷中６－１－２９
03-3823-3545
日～木 8:00-18:00
金曜＆土曜 8:00-21:00
年末年始休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、アイルランド・ダブリン市です。