ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国ハルビン市の『馬尓斯(Mars)西餐館』です。
ハルビン市は黒龍江省の省都
都市部人口は約590万人
中国最北端の大都市
20世紀前半には
日本人も多く住み
そこかしこに名残が見られます
こちらのロシア風の建物は
日本人学校『桃山小学校』として
利用されていました。
『馬尓斯西餐館』は
桃山小学校跡の向かいにある
ロシア料理を中心とする西洋料理店
1925年に
ロシア系ユダヤ人が開いた
ハルビンでも屈指の老舗です
客席に降りる階段周りは
ちょっとゴチャゴチャしていますが
ロシア感に溢れています
独特の色合いの照明で
怪しげな雰囲気
しかし変な店ではありません
創業者の
Mark Martinさん
なかなかのダンディですね
何はともあれ麦酒
『雪花』の純生
12元(約190円)
価格が変動していることもあります
『芝士烤土豆』
ポテトのチーズ焼き
22元(約350円)
外カリカリ中ホクホクのポテトと
チーズがよく絡まり
ビールのあてに最高
メインは
『酥炸芥木里背扒』をチョイス
38元(約600円)
ロシア料理店でトンカツ
そう思われるかもしれませんが
これが美味いんです
マスタードと塩で下味を付けた
薄切りのヒレ肉を
カツレツにしたもの
マスタードがいいアクセントで
ソース不要の逸品
日本でも絶対に受けると思います
料理も美味しく
ウェイトレスさんもフレンドリー
とてもいい店です
ごちそうさまでした
馬尓斯西餐館
中華人民共和国黒龍江省ハルビン市
道里区地段街201
86-451-55535922
9:00-14:00 16:00-21:00
次回は、明日8月3日(土)に番外編。長野県佐久市の蕎麦処『佐久の草笛』をテーマにします。