スピンオフ編~兵庫県神戸市・無料で楽しめるオブジェたち『ミュージアムロード』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、兵庫県神戸市灘区&中央区の『ミュージアムロード』です。

(文中敬称略)

 

 

『ミュージアムロード』は

灘区の『王子動物園』から

中央区の『兵庫県立美術館』までの

南北約1.2㎞の道です。

 

今回は

北から南に歩いてみました。

 

起点の最寄駅は

阪急電鉄『王子公園』。

 

 

正確には

王子動物園に沿って西に向かい

『原田の森ギャラリー』脇から始まるのですが

今回は美術館ではなく

沿道の屋外にあるオブジェを目的としたので

少しだけショートカットし

阪急電鉄に沿って進みました。

 

 

一つ目の信号を

左折すると

ミュージアムロードが始まります。

 

 

最初のオブジェは

このアーチ橋に描かれた

壁画プロジェクトなのですが

見過ごしてしまいました。

 

 

アーチ橋から

100mほど直進すると

JR神戸線『灘』駅に突き当たります。

 

 

灘駅前の緑地には

中岡慎太郎作の

『セレナード』という作品が

・・・陸援隊隊長ではありません。

 

 

『セレナード』の前には

何やら可愛らしいものが

いくつか置かれています。

 

 

芸術作品ではありませんが

『カバの椅子』と愛称され

自由に座ることができます。

 

 

ミュージアムロードは

灘駅前で

一度途切れますので

駅舎を経由して

南側に抜けます。

 

駅前には

小さな広場が。

 

 

広場の中には

『風の中』と題された

故加藤昭男の作品が。

 

 

さらに100mほど進むと

阪神電車の『岩屋』駅前に至ります。

 

駅舎や駅前広場が

後ほどご紹介する

県立美術館の作品と

連携したカラ―リングになっています。

 

 

何と

自販機まで。

 

 

岩屋駅前広場には

『風舞』と題された

松永勉のオブジェがあります。

 

 

岩屋駅をさらに海の方に向かうと

国道2号線を跨ぐ歩道橋が。

 

ここから先は

HAT神戸。

 

ちなみにHATは

Happy Active Townの略だそうです。

 

 

歩道橋を降りると

一際目立つオブジェが。

 

椿昇作の『PEASE CRACKER』

緑色の物体がサヤエンドウ

赤い物体が機械で

機械産業の時代と

バイオテクノロジーの融合を

表現したデザインとのこと。

 

ひねくれ者は

PEASEの『S』を『C』に置き換え

違うことを連想してしまいました。

 

 

通りを挟んだ

兵庫県立美術館の屋根に

摩訶不思議な物体が。

 

 

オランダの芸術家

フロレンティン・ホフマンの作品

『美かえる』です。

 

岩屋駅のカラーリングは

この作品のオマージュです。

 

 

美術館脇にあるのは

ロシア出身の芸術家

故オシップ・アレクセーヴィチ・ザッキンの

『住み処(か)』。

 

 

美術館入口アプローチには

フランス人彫刻家の

故セザール・バルダッチーニの

『エッフェル塔-板状』が。

 

『再生』をテーマとし

エッフェル塔の廃材で再構成したもので

兵庫県もこの作品のように

再生して欲しいとの思いを込めて

阪神・淡路震災復興支援10年委員会に

作家自身から寄贈されたものです。

 

 

入館料を惜しんだ訳ではありませんが

無料区域の屋外2階へ。

 

まず目に入るのは

新宮晋の『緩やかなリズム』。

 

風に吹かれ

くるくると回っています。

 

 

近くには

故山口牧生の『日の鞍』が。

 

つい座りたくなりますが

芸術作品です。

 

 

こちらは

三重県出身の前衛美術作家

故元永定正の『くるくるきいろ』

セラミック製です。

 

 

3階の『海のデッキ』には

県立美術館を設計した

建築家の安藤忠雄が

『青春のシンボル』としてデザインした

『青いりんご』があります。

 

このオブジェは

今年2月に同氏から寄贈されたものです。

 

 

再び屋外2階部分戻り

大階段からハーバーウォークを望むと

巨大なオブジェが。

 

 

大阪市出身の現代美術作家

ヤノベケンジ作

『Sun Sister』。

 

阪神・淡路大震災20年のモニュメントとして

建立された作品で

過去・現在・未来を見つめ

希望の象徴としての

『輝く太陽』を手に持ち

大地に立つ少女像です。

 

かなりの迫力と

インパクトがあります。

 

 

 

Sun Sisterの隣には

最後のオブジェが。

 

前述の『くるくるきいろ』の作者

故元永定正の『きいろとぶるう』。

 

 

美術には

造詣が深い訳ではありませんが

神戸の街を散策しながら

色々なオブジェを眺め

充実したひと時を過ごせました。

 

皆さんも如何ですか?

 

ミュージアムロード

 

次回は、明日5月17日(金)に番外編。中国上海市のレストラン『徳興館』をテーマにします。