現在、３週間余の予定で台湾を旅しています。記事は日本で書き溜めてあり、いつも通り毎日アップされます。コメントバックが遅くなることもありますので予めご了承ください。
本題に入る前に少しだけ台湾のお話を。
台北に何軒かある『台北牛乳大王』です。『木瓜牛奶』を始めた店として有名です。しかし、私にとっては『木瓜』は、キュウリしかイメージできずパスしていた店です。
しかし、ネットで調べましたところ木瓜はキュウリではなく（・・・当たり前ですよね）パパイアでした。瓜科ですがパパイヤは大丈夫です。パパイヤのミルクシェイクと言ったところでしょうか？濃厚で天然の甘さ、瓜を感じることはありません。超美味・・・偏見は禍のもとですね。
それでは本題に入ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国福州市の香港茶餐廰『秘點心』です。
福州は福建省の省都
都市人口が３００万人を超える
省随一の大都市
古くから日本との交流も深く
日本の漢字の音読みの多くが
福建語の発音に似ています
『秘點心』は
そんな歴史のある福州市の中心にある
モダンな香港・広東料理店です
最寄駅は
地下鉄１号線
『南門兜』
駅から徒歩５分
１９７０年開店
半世紀近い歴史を持つ老舗です
香港・広東料理店と言うよりは
西洋料理店のような
洋風のインテリア
壁には
ひと昔前の香港の
モノクロームの写真が飾られています
メニューは
腸粉などの香港・広東料理が中心で
洋食はありません
何はともあれビール
バドワイザーの小瓶１５元（約２５０円）
いいお値段です
『港式碗仔趐』１６元（約２７０円）
香港式のふかひれスープ？
この価格ではあり得ないですよね
碗仔趐は香港のジャンクフードで
ふかひれの替りに
食感の似た春雨が使われています
スープは上質な上湯
豚肉、椎茸が入っていて
とても美味
そもそも論として
私はふかひれ自体
価格の割には美味しいと思っていません
無粋と罵られようが
馬鹿舌と笑われようが
私には碗仔趐で十分です
甘みのある酢を
数滴加えると
味変してさらに美味しくなります
『幹炒牛河』３２元（約５５０円）
干炒牛河と表記されることが多い
香港・広州のジャンクフード
ベトナムのフォーのような食感の米粉麺
河粉を醤油味で炒めたもの
私の大好物です
つるんとして弾力がある河粉
小麦粉の麺とは一味違い
病みつきになること請け合い
柔らかい牛肉
シャキシャキの玉葱、人参、もやし
河粉とよく絡みます
味もボリュームも満点の干炒牛河は
ジャンクフードのレベルを超えた
超美味な食べ物です
碗仔趐、干炒牛河
本場の味の香港のジャンクフードを
福州で頂くことができ大満足
ごちそうさまでした
秘點心
中国福建省福州市鼓楼三坊七巷吉庇路４６号
86-591-87312517
次回は、明日４月１３日（土）に番外編。東京都北区王子の喫茶・定食『キャメル』をテーマにします。