スピンオフ編~アイルランド コーク市・世界一不衛生な観光スポット(?)『ブラー二―城』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、アイルランド・コーク市郊外の『世界一不衛生な観光スポット』と言われている『ブラー二ー城』です。

 

コーク市は

アイルランド南部にある

同国第2の都市。

 

と言っても

人口は12万人弱

中世の街並みが残る

長閑な町です。

 

 

『世界一不衛生な観光スポット』

そんな不名誉な称号を持つ

ブラー二ー城への出発点は

コーク市のバスターミナル。

 

 

ダブルデッカーの

路線バスに乗ります。

 

 

約40分で

ブラー二ー村に到着します。

 

 

ブラー二ー城への入口は

バス停から徒歩5分。

 

 

園内に入り

5分も歩くと

ブラー二ー城が見えます。

 

1446年に

領主のダーモット・マッカーシーが

要塞として建築し

以降マッカーシー家によって

代々管理されてきました。

 

 

城に入ると

階段以外は

中世そのもの。

 

 

この階段

何とかならないものかな

などと思いつつ

上り始めます。

 

 

安心しました

ニューな階段はアプローチのみ。

 

要塞だけあって

要所要所に

銃眼もあります。

 

 

上部に行くと

急な螺旋階段になります。

 

 

アーチ型の

小さな出入口を抜けると

頂上部の城壁になります。

 

 

中央部の吹き抜けを囲む

回廊状になっています。

 

 

高所恐怖症の私が

必死で撮った画像です

~怖かった!

 

 

城の外を見下ろすと

緑に溢れる

庭園が広がっています。

 

 

このおじさん

何をやっているのでしょう?

 

ブラー二ー城が

『世界一不潔な観光スポット』と

言われる由縁の

『ブラーニー・ストーン』~別名『雄弁の石』の

管理人です。

 

 

この穴から

仰向けに頭を出し

城壁の石にキスをすると

雄弁になると言われています。

 

『雄弁の石』の名前は

英国女王エリザベス1世から

城の明け渡しを求められた

時の城主コーマック・レイダー・マッカーシーが

雄弁とお世辞でやんわりと使者をかわし

降伏することなく

自治を守ったことに由来しています。

 

ちなみに

英語のblarney(お世辞を言う)と言う単語は

ブラー二ー・ストーンが語源です。

 

 

『世界一不衛生な観光スポット』

そう言われる理由

もうお気づきのことと思います。

 

毎日

たくさんの人が

この石にキスします。

 

もちろん

その都度

消毒している訳ではありません。

 

私は

不衛生なのはどうでもよかったのですが

高所恐怖症故

躊躇いました。

 

しかし

折角なのでやってみました。

 

もともと

おしゃべりなので

雄弁になったとは言われていません。

・・・おしゃべりと雄弁は別物ですが・・・

 

後で下から見上げたら

改めてぞっとしました。

 

 

“どうも口下手で”とか

“話上手になりたい”と思われている方

是非お訪ねください。

 

付録

 

コークの街に戻り

この横丁の奥のパブへ

 

 

フィッシュ&チップスを頂きました

そこそこの味

 

 

合わせたビールは

こちら

ペールエールのように見えますが

オレンジのフルーツビール

 

 

オレンジスライスも

ちゃんと入っています

 

 

次回は、明日6月8日(金)に番外編。中国大連市の『大地春餅』をテーマにします。