スピンオフ編~上海市・『張園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツや食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、上海市の『張園』です。

 

急速に近代化が進む上海ですが

時間が止まったような場所もいくつか残っています。

 

今回ご紹介するのは『張園』。

地下鉄2号線『南京西路』駅から徒歩5分。

『張園』と掲げられた門をくぐると

周囲とは全く異なる一角に迷い込みます。

 

 

すぐ右手に『張園99』が現れます。

 

 

『新天地』と同じようにリメイクされたスポットで

お洒落な店が何軒かあります。

 

 

『張園99』はスルーして直進します。

右側の壁に『張園』の歴史を示す銘板が掲げられています。

 

 

19世紀後半にイギリス人が庭園を造ったことが始まりです。

その後、中国人商人の張淑和が庭園を買い取ったことから

『張園』の名前がつけられました。

 

今は古い建物が残る地味な印象ですが、

当時は上海で一番高い建物『アルカディアホール』があったり、

最初に電灯が灯されるなど、

時代の最先端を行く地区でした。

 

『張園99』の前を南北に走るのが

メインストリートの『泰興路』です。

この『泰興路』から東(画像では左手)に向け

いくつかの路地があります。

 

 

今でも多くの方が居住されています。

 

 

 

軒を連ねる中洋折衷の建物は

往時のモダンさを象徴しているようです。

 

 

 

階段もどことなく洋風でお洒落です

 

 

 

しかし、不便な側面も多々あるようです。

キッチンや洗い場が屋外にある家もあります。

 

 

 

洗濯物も外に干されています。

 

 

小さな店が1軒だけあります。

 

 

地域を守る三輪消防車。

かわいいですね。

 

 

三輪タクシーです。

上海の中心部ではほとんど見かけなくなりました。

 

 

『張園』は誰でも自由に立ち入れます。

昔日の上海を感じることができますが観光地ではありません。

今もなお多くの方々が暮らしています。

それなりの配慮を持って訪れることが大切です。

 

次回は、明日11月3日(金)に番外編。バンコク市の『ソンブーン・レストラン』をテーマにします。