ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、韓国ソウル市の『勝牛』です。
『勝牛』は京都市に本店を置く牛かつ専門店で、韓国でも数店舗支店を展開しています。今回ご紹介するのは、ソウル市カンナム区の店です。
最寄駅は、地下鉄2号線『カンナム(江南)』か9号線『シンノニョン(新論峴)』。カンナムデロ(江南大路)に面した興国生命ビルの2階にあります。
おなじみのこの看板が目印です。
エントランスは完全に和風です。
店内も日本の店と変わりません。午後1時半を回っていましたので、お客さんはあまりいませんでした。
メニューは、『牛ロースカツ膳』と温泉玉子の付いた『牛ロースカツ京玉膳』。それぞれ130gと160gがあります。牛ロースカツ膳は、130gが1万3900ウォン(約1400円)、160gが1万6900ウォン(約1700円)。牛ロースカツ京玉膳は、それぞれ1000ウォンアップです。
価格が変動していることもあります。
今回頂いたのは、牛ロースカツ京玉膳の130g。味噌汁、お新香、ご飯が付きます。キムチは付いていません。
ほぼレアに揚がっています。ビジュアル的には素晴らしいです・・・が、残念です。肉が冷たいのです。出し忘れていたのではと疑いたくなるくらい冷たかったのです。確かに出て来るまで時間が掛かりました。
結局、七輪で焼くことに。渋谷の『もと村』が始めたこのスタイル、国内の勝牛にもあったか記憶にありません。韓国では牛かつと言えばこれがデファクトスタンダードになっているようです。
肉は温まりましたが、お世辞にも美味しいとは言えません。.韓国では4軒の牛かつ屋で頂きましたが、ここが最悪でした・・・唯一の日本資本なのに。
基本はわさび醤油ですが、山椒塩、ごま油もあります。ごま油は日本の店になかったような気がします・・・定かではありませんが。
カレーソースも。これは日本と同じです。個人的な嗜好ですが、牛かつに合いません。結局、ご飯に掛けてカレーライス風に・・・カレーはそこそこ美味かったです。
そして温玉。これも意味分かりません。温玉なしの『牛ロースカツ膳』にすれば良かったです・・・失敗!
七輪で焼くスタイルは、日本国内でも元祖の『もと村』や『あおな』で経験しています。でも馴染めません。揚げ物は、プロの職人が一番美味しい状態に揚げて客に提供すべきです。チェーン展開するがために、熟練した職人でなくても揚げられるようなやり方は、邪道だと思います。『もと村』も昔はこんなやり方ではなかったと記憶しています。
あまり文句言うのも何ですから、この辺で止めておきます
ご馳走様でした。
でも、もう少し考えた方がいいと思います。
ソウル特別市江南区江南大路422 興国生命ビル2階
(서울특별시 강남구 강남대로 442 흥국생명빌딩 2층)
02-561-7044
10:00-22:00
年中無休
次回は、明日12月28日(木)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、アイルランド・ゴールウェイ市の『ストリートミュージシャン』をテーマにします。