ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、『アイリッシュ・フル・ブレックファスト』です。
過日、3週間ほどアイルランドを旅しました。目的は、パブでアイルランド音楽を聴くこと。19か所のパブや教会でライブを堪能しました。そして旅のもう一つ楽しみは、その地の食べ物と酒ですが、食べ物に関しては英国と同様でアイルランドでは期待をしていませんでした。そこそこ美味しいものはありましたが、絶賛できるのはフル・ブレックファストだけ。思い出したのがサマセット・モームの言葉。『イギリスで美味しい食事がしたければ、1日に3回朝食を食べればいい』。アイルランドも同じです。
アイリッシュ・フル・ブレックファストって日本ではあまり聞かないですよね。基本的にはイングリッシュ・フル・ブレックファーストと同じで、ベーコン、ソーセージ、フライドエッグ、ブラックプディング、ホワイトプディング、ペイクトビーンズ、ペイクトトマト、マッシュルームがワンプレイトに盛られたものにパンが付いています。英国と異なるのは、飲み物が紅茶ではなくコーヒーが多いことです。勿論、紅茶にもして頂けます。
プディングは、お菓子のプリンではありません。豚の脂身、オートミール、ニンニクなどの香味野菜で作ったソーセージ・・・肉は使われていません。ブラックプディングには豚の血が混ぜられています。
それでは、私が頂いたものをいくつがご紹介します。
まずは
私が一番美味しいと
思ったもの
キルケニーで泊まった
Killarney B&Bの朝食
宿泊費込みで40ユーロ(約5000円)
これぞ
アイリッシュ・フル・ブレックファスト
『全部乗せ』です
パンは、
トーストとライブレッド
お替りもできます・・・しませんでしたが
コーヒーはジャグで
かなり濃い目
グラスはジュース用です
食堂は
明るく
眠気も覚めます
庭を見ながら
ゆったりと
楽しい一日が始まります
次もキルケニー
ZUNIというホテルの朝食
盛り付けがお洒落です
ベイクトビーンズがありません
サニーサイドアップのフライドエッグ
焼き方最高でした
ゴールウェイで
泊まった
Asgard B&Bの朝食
ベイクトビーンズと
マッシュルームが乗っていませんが
フレンチトーストが付いています
きれいな庭に面した
サンルームで
頂きます
最後は
ダブリンのレストラン
Fitzsimonsでのブランチ
フライドエッグが
ちょっと雑ですが
全体的には美味しかったです
ご馳走さまでした
B&Bやホテルでは朝のみですが
レストランでは一日中提供しているところもあります
アイルランドに行かれたら是非召し上がってください
次回は、明日8月19日(土)に番外編。東京の『浅草ときわ食堂』をテーマにします。