ビーフカツを求めて全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、神戸市中央区元町の『ゲンジ』です。こちらの記事でも紹介された店です。
JRと阪神の『元町』駅から徒歩3分程度の処にある洋食屋です。1977(昭和52)年創業ですので今年で40年になります。私の頭の中では、神戸のビフカツ四天王と言えば、西元町の『洋食の朝日』、加納町の『グリル末松』、新開地の『グリル一平』、そして元町の『ゲンジ』です。唯一行ったことがなかったのが『ゲンジ』。念願の訪問です。それ故、自らハードルを上げ過ぎて少々戸惑いました。
神戸ビフカツ四天王(?)の中で唯一モダンなファサードです。
中に入ると面白い作りになっています。奥に4人掛けのテーブルがありますが、エントランス付近は2~3人掛けの変わった形のテーブルになっています。
オープンキッチンの前にはカウンター席もあります。
基本メニューはそれほど多くありませんが、コンビネーションメニューやトッピングが充実しています。『ビーフカツ〈大〉定食140g』が2350円、『ビーフカツ〈上〉定食100g』が1750円、『ビーフカツ定食60g』が1280円。何れも税別です。ここは奮発して〈大〉を注文。
価格が変動していることもあります。
まずは、味噌汁が出てきました。具は、豆腐とアオサ。出汁の具合も良くとても美味しいのですが、この容器に口をつけて飲むのは、ちょっと抵抗ありかな・・・勝手な不満その1。
ビフカツが登場。棒状のヒレ肉をそのまま揚げたような感じです。付け合わせのマカロニには天敵のキュウリが。野菜のドレッシングは、サウザンドアイランド・・・というよりはオーロラソース風。どちらも琴線に触れない!勝手な不満その2。
140gですのでボリュームがあります。ミディアムレアに揚げられていますが、少し生温いかなと感じました。デミグラスソースは、非常に美味い。でも、べったり掛けないで欲しいな。勝手な不満その3。
何となくモヤモヤして出てきましたが、待ち人あり。
冷静になって考えると、かなりの高水準のビフカツであったことは間違いありません。勝手な期待を作り上げ裏切られたと思う、そんな食べ方いけませんね。次回神戸に来た時には、無の境地で再訪します。
ゲンジさん、ごめんなさい。
そして、ごちそうさまでした。
またお伺いします。
兵庫県神戸市中央区元町通3-17-8 TOWA神戸元町ビル 1F
078-321-0252
11:30-15:00
17:00-21:00
火曜日、第1水曜日休み
次回は、4月21日(金)に番外編。ビーフカツから離れ、韓国クァンジュ(光州)市の『トッカルビ』をテーマにします。『タッカルビ』ではありません。