インタビュー＜２０＞熊本の母を看取り瞑想を再開～真っピンクのダリアを胸に優しく思いやりある人生へ
A.Tさん 大阪府 40代 会社員
ーこの瞑想を始めたきっかけを教えてください
2016年、私は自宅でネイルサロン自営をしていました。ネイルをすることでその方の持っている素敵な笑顔や本来のかわいらしさを表現するお手伝いをしたいとの思いがありました。一方で自営をして稼ぎ独立するのはとても難しいことでした。集客、安定収入、お客様へのサービス提供を軌道に乗せること、自分自身も生活をしていかなければならないこと。精神状態が不安定になったり、睡眠時間を削るようなこともあり、必死でもがいていました。それを見ていたEちゃんに、この瞑想を教えていただきました。Eちゃんとは専門学校で出会いました。カフェで悩み相談している時に、感情を感じきるこの瞑想の方法を教えてくれて、私がその時の解放感に感動していたので、これより詳しくやりたいならせんせーを紹介するよ、とご紹介いただきました。
感情を書き出して、感じきる。そこでふっと軽くなる独特な感覚に、なんだこれ？！って思いました。初めての瞑想に対する印象は、すごい！と同時に、(未知に対する)怖い！ということでした。
瞑想を続けていこうと思ったきっかけは当時の悩みごと、自営業をうまくいかせたい、そのために不必要な観念を手放したいことでした。周りの成功に嫉妬して自分本来の良さを活かせない、他人のアドバイスに反発する、結果に一喜一憂する、数字に振り回されるなどの課題がまずありました。そうした課題に取り組んでいき自分が軽くなっていくのを実感すると、長年思い悩む性格をここでなら根こそぎ変えることができそうだと感じました。
もともと、死後の世界や宇宙のことにも興味があり、せんせーから聞く話はどれも初めて聞くことばかりで、そのお話を聞かせていただけるだけでも貴重で楽しい時間でした。早い方は3ヶ月で愛を見出した、と聞いていたのに、私は昔からの怠け癖でなかなか先に進みませんでした。
1年半、瞑想を続けていましたが、愛を見出すには至りませんでした。
ー愛を見いだすまでの苦労を教えてください
2017.10 瞑想に出会う前から母が病気を患っており、母の病気がいよいよ終末期に入る頃にこの瞑想チームを一度離れました。病院に看病のために足を運んでいたころ、母の入院していた病棟では同じ部屋に入院する人たちの呻き声が聞こえていました。どうしようもない不安やおぞましさを感じずにはいられませんでしたが書籍『バーソロミュー』の、患者さんの中にも神を見る、という言葉を頼りに乗り越えました。
実際に患者さんの声や苦しんでいる母の姿の中に神を見出そうとしている間、私は愛に守られて愛から母を見送ることができたように感じています。母の死を見送ることで命が身体から抜けるということと、その後も命の存在を感じられたことが不思議と私の力に変わっていきました。
熊本で母を見送り、その後大阪に帰ってきて仕事もプライベートも少し落ち着いた頃、これから瞑想しておく必要があるだろうと強く感じるようになりました。瞑想しなければ、手放すべき項目という形でトラブルが来るだろうと。
せんせーにも、愛を見出さなければ、また問題が起きて瞑想しなければならなくなると聞いていたので、大きな問題が起こる前に、瞑想しておきたいと感じました。こんな不純な動悸でお恥ずかしい限りですが、せんせーの元へ行き、一から瞑想を再開したのが2020年の9月です。瞑想なしでは、本当の幸せは掴めないだろうと感じました。
日々、瞑想する時は、迷いを捨て、必ず悟るんだ。愛を見出すんだ。と信じて、とにかくごちゃごちゃ考えずにノートを開いていました。何か書こうとすると行動が止まるので、ノートを開こう、と習慣づけることで瞑想が捗っていきました。
毎日毎日、自分がどこまで愛に近づいているかがわからず、何度も挫けそうになりました。そんな時はせんせーへ連絡させていただきあとどの程度で愛を見出せるか？を調べる質問を受けました。
▷ 愛を見出すまでにどのくらいの時間が掛かるだろうか？
これを問いかけ、出てきた答えが今のペースで進んだ場合の、愛を見出すまでにかかる時間でした。
はじめに出した答えが３年だったので、せんせーのアドバイスに従い、ペースアップをするようにしました。
不思議なことに、同じ質問を後からしてみると、3年→半年のように、期間が短くなっていきました。手探り状態で瞑想する中で、この質問は私の励みになりました。また、せんせーや、瞑想のライングループに毎日取り組んだ瞑想項目を投稿し、習慣作りをしていき、皆さんから励みをいただきながら、瞑想に本腰を入れてきました。
あるときはこのような、瞑想で思い出した前世のことを投稿したりして。
今の職場での出来事から深堀していくとこのような前世がわかったりして、そこから瞑想を進めると深い根の部分が取り除けているのを実感しました。今世での出来事のおかげでここまで気づくことができたのだと思うと、起こる出来事に対するとらえ方も変わりました。
こんなことをなかなか、普通の友だちとの間では話題にあげたり意見交流したりする機会もないので、同じ瞑想をして取り組まれている仲間がいるというのはありがたいと思いました。
この瞑想グループではこうして私が投稿したことから、また別の方の過去生や体験談をシェアしてもらうこともありました。そこに感情が揺さぶられ、瞑想項目として気づきをもらったり、うまく調和されて超越することができたり、学びが深まったりすることもありました。
また自分の課題だと思っていたことをグループの人も同調してくださり、いったん客観的に見つめることで学ぶこともできました。みなさんからの温かい支えを頼りに、瞑想に取り組む日々でした。
ー愛を見いだした時のことを教えてください
「続けていればいつか必ず愛を見出す。」
とのせんせーからのこの言葉を頼りに、そして、ついに。。愛を見出すこととなります。全く力んでなく、全く意識してないタイミングで、それは訪れました。
私が愛を見出したタイミングは、
朝、シャワーを浴びて髪を乾かした後、ふと、心の中に愛がある。。！！？という発見のような感覚で訪れました。
その後せんせーへ報告し、メッセージのやり取りでお導きいただき、その時が愛を見出した瞬間だと知りました。
私のイメージでは、
胸の真ん中に、真っピンクのダリアのような大きな花が開いているイメージでした。自分自身の中に、優しい思いやりのような気持ちを見つけた後、これが愛だ、と答えのように知りました。
振り返ってみると、瞑想を始めたころから私はずいぶんと変わりました。
愛を見出す前の私は、
✅自分が正しい ✅人に頼れない ✅やたら世話を焼きたがる
✅人に指示、アドバイスしたがる ✅批判や注意を受け取れない
✅規則正しい生活ができない ✅約束を守れない ✅体調と気分の浮き沈みが激しい
✅普段温厚なフリをしているが突然爆発的に怒る
✅自己犠牲になりやすい ✅いつも恐怖がある ✅行動の動機が恐怖から成る
✅瞑想する時の抵抗がものすごい ✅計画的に判断できない ✅感情にかられて後悔する
✅自分をすごいと思う時と劣等感を感じる時の浮き沈みがすごい、など
とにかく、毎日が悩みと迷いの中にいました。
その根底にはお金がなくなり飢え死にすることからいろんな負の感情に連鎖して強い恐怖がありました。
愛を見出してからの私は、
🌟 思考からなる答えではなく閃きという形で答えがわかる
🌟 毎日心が穏やかで余裕を感じられている
🌟 競争心や見栄をはらなくなった
🌟 正直で素直な態度、自分自身に対して愛を感じる
🌟 全てがひとつを身体で感じる
🌟 恐怖を感じる必要がないと思えている
🌟 そのため毎日落ち着いた気持ちで過ごせている
🌟 規則正しい生活ができるようになった
🌟 仕事をコツコツ勤勉にできる
🌟 家事などの必要なことに淡々と取り組める
🌟 自分と他人を大切にできる、約束を守れる
🌟 感情はあるが爆発的に取り乱すなどなくなった
🌟 経済的にも少しずつだが余裕を感じられるように変わった
🌟 心身共に明るく生き生きと過ごせている
🌟 周りの人達や環境にも恵まれている
🌟 悲しいこともあるがそれを愛を深めるために向き合うようになった
せんせーに、初めてお会いした時に「愛を見出すと、以前には戻りたくないと思うよ」と言われていたことをいま改めてかみしめています。
ーその後の変化、目標、現在の状況を教えてください。
愛を見出すためには、愛から生きる、瞑想を優先順位１位に据えることを教えていただき、私が愛を見出せたのも、そのように気持ちを本気で決意したからだと感じます。
また決意した時にも、グループの皆さんにも宣言し、それを励ましてくださり、同調して何人もの方が一緒に愛から生きると伝えてくださいました。そのことで私だけじゃないんだ、みなさんと一緒に頑張れるんだと思いました。
まわり道も、瞑想から逃げた時もたくさんあり、エゴの暴走と葛藤の日々でしたが、必ず悟るんだ！と決意して毎日できる限り瞑想をしていました。ノートに書けず、電車で瞑想したり、感情を感じるだけに終わる日も多かったです。それでも、瞑想して悟るんだ、としつこくしつこく、細々とですがやめずに取り組みました。
まさかこのタイミングで自分が愛を見出せるとは思っておらず。。まだまだ項目が残っているのでこれからですがこれからますます、愛を大きくしていくために、以前と変わらず瞑想していきたいと思いました。
現在、私は、愛から生きることを目標に、毎日を過ごしています。毎日を過ごすことのなかに喜びを感じながら見出した愛を確かめながらという感じでしょうか😊具体的な目標や方向性は、今はまだ定まりませんが、この愛を確かめながら周りにも届けていけたらなぁとあたたかい気持ちで過ごしています。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
ー編集部より（えみ）
私もA.Tさん同様に、2016年、起業スクールで出会ったEちゃんから「起業するなら自分を整えたほうがいいよ」と言われてこの瞑想に出会った人の一人です＾＾そんなお導きでこの珍しいせんせーの瞑想法に巡り合うことができ本当にラッキー🌟でしたね。自身を整えよう、高めようとの思いから(巷にある)瞑想に興味を持たれる方も増えている今日この頃、私たちの取り組む２極の瞑想法は愛と魂の成長にダイレクトにつながるずば抜けた方法です。３０代の若さでお母さんを看取られ、必死の思いで瞑想を進めてこられたこと、当時、グループラインにもたくさんの投稿をされていてそのA.Tさんのひたむきさが印象に残っています。ここまで７年、瞑想を通した大きな変化を終えてひと段落でしょうか＾＾「お疲れさま」と癒しのサポートがとどきますように
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