こんにちは、ほしこです。

私たち瞑想仲間の中でも、最長の瞑想歴を持つe家のみなさんへのインタビュー。

 

前回の

 

【38】愛を見いだした人へのインタビュー<最終話その1>

 

に続いて、

 

今回はe家のお母さんに続いて20代から瞑想を実践してこられた奥さんにスポットライトを当ててお話を伺っていきたいと思います。

 

どうぞ、お楽しみ下さいウインク

 

 

ほしこ「奥さんは、お母さんに続いて瞑想をはじめられたわけですが、はじめたのは20代ですよね。そんなに若い頃から瞑想をされていたというのは本当にスゴイです。」


妻「瞑想をはじめたのは、26歳の時でした。私は家を出ていかなくちゃいけなくなって、しばらくせんせーのところで住まわせてもらっていましたから、瞑想をやらざるを得ない状況でした。

夫とは、高校時代からの友だちで、進学した大学は別々でしたが、大学時代にはグループ交際のような形でずっとつきあいがありました。

大学を出てそれぞれ働き出して、夫は横浜に行きましたが、その時に、大学時代に一緒に遊んでいた友人から、夫が『精神科に通っている』『薬を飲んでいる』『苦しんでいる』などの話を聞いて、心配になり、ちょうど夏休みで京都に来ることになっていたので、瞑想に誘いました。

夫は、『まずは薬をやめられるように』ということをせんせーがおっしゃって、瞑想を続けることになり、横浜から京都まで通うようになりました。」


ほしこ「横浜から京都まで瞑想に通うのは大変でしたでしょうね。それを、奥さんが見守っておられたわけですね。」


妻「半年ほどしてから、こちらの方で仕事ができるように会社に頼んで、京都に住んで瞑想をするようになっていました。その頃から恋人として付き合うようになりました。

私の方も、大学を出て4年勤めた仕事を辞めて、これからどうしようかと思っていた頃です。せんせーからは、『仕事はいいから、瞑想をしなさい』と言われて、アルバイトぐらいはしていましたけど。」


ほしこ「年齢的にも、女性としては20代後半というと結婚の年頃になり、仕事のしかたなど悩む頃ですよね。そのころは、どんなことを瞑想していたのですか?」


妻「やはり自分の家族のことが中心でしたよね。本当にたくさんあって、ずっと瞑想してました。家を出ていくことになったあとだったから・・・。

小さいときから、ずっと思い出して。私は、ひいばあちゃん子で。家を継ぐ、お墓を守る、という価値観が根っこにあって、その家を出ていくって、ほんと、大変なことでした。

お母さんの母であるおばあちゃんが寝たきり、痴呆、徘徊などもあって、大変だったので、お母さんも苦労したよね。

それに当時の私は、石橋を叩きすぎるくらいカチコチに堅い性格でした。そのため、仕事においても本当によい環境で働かせてもらっていたのですが、私のその性格から、職場にいても、どこにいても、何をしても、取るべき瞑想項目は山のようにありました。」


ほしこ「ご家族の問題や職場や性格など瞑想項目が多くて大変だったんですね。そんな中でご主人とはそれぞれの瞑想項目に取り組まれながら、結婚ということになっていくのですね。

どうですか?ふたりで瞑想をしながら恋愛や結婚をしていくことって・・。男女の仲ですから、ケンカなどもあったとは思いますが・・・」


妻「ありましたよ-。たくさん。私から見ると、夫は『人の5倍くらい生きてるんちゃうか!?』と思えるくらい、行動力があって、エネルギッシュで、活動的で。勉強熱心で。そんなところが、いいなぁー、と憧れる面もありました。

でも、じっとしていない、落ち着きのない面もあって、車の運転のしかたとか、ささいなことで何でもケンカしてた。ちょっとせっかちなところがあってね。

そうした、日常に起こること、よい感情も、悪い感情も、瞑想項目になるので、ケンカしてぶつかり合うこともあったけど、それぞれ、お互い瞑想して、手放してっていう感じのつきあい方でしたね。

付き合いながら、この人と結婚するんだろうなぁと思っていて、瞑想を知っていたから、お互い何かあったらそれぞれが瞑想をすれば乗り越えていけるという信頼関係が築けていたように思います。

でも、いざ結婚ってなったときは結婚して大丈夫かどうか、心配で。せんせーからは、『壊すぐらい石橋叩いてる』って、言われたんですけどね(笑)。そんな私が結婚できたのは、瞑想の成果だと思います。」


ほしこ「なるほど、お互いに瞑想をしていたから、信頼関係を気付くことが出来て二人で乗り越えて行く道を選べたのですね。結婚してからもケンカをされることがありましたか?」


妻「結婚当初は、やっぱりケンカはありましたね~。結婚したのに、夜、遊んで帰ってこなかたりして、でも、私の中に、『結婚したら帰ってくるもの』っていう固定観念があったから。

それでせんせーのところにいって、『このままずっと帰ってこなかったら?』と、感情を感じ尽くして、1個ずつ観念を見ていって、『いつも帰ってきてくれたら』という執着を手放して、気にならなくなったと思っていると、自然と帰ってくるようになった。」


ほしこ「ご結婚をされて、お子さんものちに誕生されますね?子育てにおいては悩んだり瞑想したりすることがありましたか?」


妻「結婚をしてからも、たくさんの瞑想項目があったので、瞑想で精一杯でしばらくは子どもを作らないようにしていました。子育てで瞑想が出来なくなると困ると思っていましたから。

しばらくして一人子どもが生まれ、二人、三人産もうと思ったけど、流産も何度もありました。私の周りの人は2人きょうだい、3人きょうだいが当たり前で、私自身も一人っ子ではなかったので、『きょうだいは、いて当たり前』と勝手に思い込んでいました。

今思うと、1人目の時に悪阻がきつくて入院したことや、本当は子育てよりも瞑想に重きを置きたいと思っていたことで、流産という現実が作られていたのだと思います。


ほしこ「そうすると、奥さんの魂は夫婦でお互いに瞑想をして悟りを求めながら、一人の子を育てていく、この現状を望んでいたのかもしれませんね。」


妻「一方、子育て中は子どもへの執着もありました。子どものすることばかりに目が行って。私は子どもに対して少し過保護になっていたし、自分の思うようにさせようとしちゃって、でも思い通りにはならない。

そういう意味では夫に任せておく方が、うまくいくって一緒に子育てするうちに分かってきて。子どもとの関わりがうまいなって、こちらが勉強させてもらっています。」


ほしこ「ご主人も、子どもと上手に遊ばれますもんね。瞑想仲間での懇親会では、よそのお子さんもみんなe家のご主人のところへ集まっていますよね。

奥さんも瞑想が進んで、おふたりでよい感じに子育てされているように思います。」


妻「せんせーがいつもおっしゃるように『愛からの子育て』で、親のエゴなく、自然に育てていきたいなぁって思っています。


ほしこ「すべての親が目指すべき姿ですよね。他には何か今後の目標などありますか?」


妻「私ははじめから、完全な悟りに興味がありました。本当に、山ほどたくさんのエゴを見て手放してきたから、これがほんとに全部無くなったら一体どうなるのだろう、自分はどうなっているんだろうと思っています。

少しでもそこに近づきたい、より、悟りに近い状態を目標に進んでいって、完全な悟りの境地に行きたいと思っています。

また、そのことで、子どもにもよい影響を与えることが出来るし、今までの私もそうだったけど、子育てに悩むお母さんがたくさんいる中で、愛からの子育てを私が率先していけたらと思っています。」


ほしこ「ご主人も奥さんも社会やご家庭の中で、それぞれ素晴らしい目的を持って進んでおられますね。

すべてはお母さんがこれをはじめられたことから、せんせーの瞑想のお仕事が始まり、今は、一人また一人と瞑想が普及するようになりました。

これからも、私たち瞑想チームの大先輩としてe家のみなさんには、お世話になりますが、どうぞよろしくおねがいします。

今日は色々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。」
 

 

 

以前に、せんせーがジャングルに道を通すために模索をしながら大きな大木を切って、そこをe家の人達が草を引いて道をならし、今の人たちが踏み固めて道を広げていると仰ったことばを、インタビューを終えて改めてかみしめる私です。

 

 

まだない道の先を信じて歩むということが、どんなに難しいことなのか、せんせーのプロフィールとともに、e家みなさんへのインタビューはそれを物語ってくれます。

 

 

せんせーのもとで、愛を見いだした人は、2018年9月現在、15名。ともにこの道を踏み固めて広げていく仲間たちのインタビューをこれまで、全11回にわたってを投稿してきました(対談含む)。今回で一旦最終回となります。

 

 

私たちのメッセージが、お読み下さるあなたにとって生きるヒントにつながれば幸いです。

お問い合わせは随時受け付けていますので、お気軽にメッセージをくださいネウインク

 

インタビュアー☆ほしこでしたクローバー

 

 

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このブログは、【1】~【40】の40のストーリーで2018年4月から9月にかけて展開してきました。

【40】愛から生きる悟りへのブログ<完結編>をもって一旦ブログ投稿を完結し、2018年9月より月・木の週2回のペースで再投稿を行っています。

 

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