【21】【~質問~教員の不祥事から教育を問う<2>】
前回の投稿では、10年前に私が関わった教員の不祥事を通して、疑問に残っていたことをせんせーに質問するという内容を投稿しました。
クラブ活動における顧問教員の盗撮行為を話題として取り上げました。
せんせーは、学校でも社会でも人の起こす不祥事に対して、現在、地球が変わろうとしている中で問題を表に出そうとする力が働いていることを説明してくださいました。
私はそれでも、環境による原因もあるのではないかと続けてせんせーに問いました。
せんせー「自分の中に盗撮をしたいという興味がなければ人は盗撮をしません。どんなに仕事が忙しくストレスがあっても、盗撮をしない人もいるでしょう。公の職場でも家庭でも盗撮に興味ない人は盗撮をしません。
教師として人を教える場合は、同時に教えられるということも受け入れる必要があります。よくある例ですが、人に教えているので自分は完璧だ、又は自分は完璧でないといけないと思い、人から教えられて自分を変えていこうと思わない人がいます。
謙虚な心の教師は、自分と生徒が平等でありながら、決して上から教えるのではなく、また自分に非があることが分かれば素直に直す態度の人です。もしそのような態度でいつもいれば、大事になって困ることはないでしょう。」
絵美「この先生は不祥事を起こすという形で出たということですね。でも中にはストレスで病気になる人もいますし、自分の家庭を壊す人もいます。」
せんせー「そうですね。自分の中にある闇の部分をどのように超えていこうかによります。人によっては犯罪を犯すことを自分に許すことではじめて自覚できて解消する人もいます。また外に出さずに内にためる人は病気という形で表に現れて気づく人もいます。家庭でストレスを発散する人は家庭を壊すことで気づいていけます。
しかし、瞑想をしていくことで、外に出さずに自分や他人を傷つけずに解消することもできます。」
絵美「いま、たくさんの不祥事や病気などの問題が起こっている中で、今すぐに先生たちがみんな瞑想を知って取り組むことができるわけではありません。ではどうすればいいのでしょうか。」
せんせー「まず、この瞑想を知った人から取り組んでいけばいいのです。この瞑想を続けていくと、やがて真の愛が自分の中にあることに気づきます。その愛から生きることで地球に光がもたらされ、その光が広がっていくことで、地球全体が愛の星に変わっていきます。自分が地球の先駆者になります。」
絵美「社会的には本当にたくさんのケースで不祥事が発生しているのですが、そのつど、その先生が首を切られてそのあいた穴を埋めるだけで、業務改善にまで持って行けない現場の現状があります。」
せんせー「学校のことは学校に任せておけばいいのです。絵美さんが校長や学校の運営の仕事をするのなら別ですが、そうでなければそこに任せておくことです。
なぜなら今の社会や学校はまだエゴを基本としていて愛を基本に動いてません。つまり機能不全になっています。そのような状態で真理や平和を求めても実現することは不可能です。先ずは絵美さんが平和や愛になることです。
また今の現状で、たとえ業務改善が行われて、勤務時間が短くなり、人員が確保されたとしても、このような教員の不祥事の問題がなくなるとは考えられません。
なぜならば、はじめの話に戻りますが、今、地球が変わろうとする中で、1人ひとりが自分の問題を見つめ、改善していくことが必要とされているからです。
成長をしようとする人ほど、そのような問題が表に出るようになっています。例えば不祥事を起こしたり、病気になったり、家庭を崩壊したりして、自分を見つめるチャンスを自分に与えます。そうして一人ひとりが改善していき、やがて社会全体が変わっていきます。」
絵美「では例えばこのように不祥事を起こした人は、自分を見つめて、それで不祥事を起こさなくなると受け止めればいいのでしょうか。」
せんせー「自分を見つめるためにすべての人が不祥事を起こす必要はありません。自分の闇の部分に気づいて速やかに改善できる人は自分も他人も傷つけずに成長できます。
ある人は不祥事を起こすことで、やっと自分を見つめる機会をもてます。そして自分を見つめ直すことで、このような行いは今後大きくなることはありません。
もうそのようなことはしないようにしようと心に決めれば、自分のエゴを小さくしていくことができます。これはほとんどの人に当てはまり、何らかの形で反省をして改善をしています。」
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環境の問題もあるかもしれない。だけどそれ以上に、個人の問題が、しかも、表面的な問題ではなく、もっともっと根深い問題があるんだ。
せんせーはそれを「自分の闇の部分」と表現した。そして、瞑想を通して自分も他人も傷つけることなく成長できるということ。気づいた人からはじめていけばいいということ。
ひとりひとりが変わっていけばソフトウェアが入れ替わるようなものだ。より多くの人がこれに気づいて社会が変わっていくようにと私は思いました
☆from 星野絵美☆
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このブログは、【1】~【40】の40のストーリーで2018年4月から9月にかけて展開してきました。
【40】愛から生きる悟りへのブログ<完結編>をもって一旦ブログ投稿を完結し、2018年9月より月・木の週2回のペースで再投稿を行っています。
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