行ってきました、冠嶽歩き遍路

おかげさまで88カ所すべてを歩きとおして結願しました!

 

 

おおざっぱに説明すると、

 

鹿児島県串木野市、冠嶽の山の中腹にある鎮国寺を起点に

1日目は冠嶽に登って、

2日目は田んぼのあぜ道など、

3日目は主に山里を歩いて、

4日目は冠嶽のお寺に戻るという行程。

 

 

その行程のなかに88カ所の祠があって

観音様やお地蔵さんなど仏さまが一体ずつ祀られています。

その1か所1か所に立ち止まって手を合わせ

般若心経をあげ、真言を唱えます。

 

 

全長60kmなので、

1日平均15km歩く換算です。

 

 

とってもトラディショナルに白装束に地下足袋をはき

手には金剛杖、頭に菅笠をかぶってという出で立ちで、

 

先達さん(案内してくれるお寺の方)について

今回の参加者5人が一列になって歩くというかたち。

 

 

お遍路中は携帯厳禁。

道中の写真は一切ないので

ご想像に任せるしかありませんが、

 

まあ、そのような衣装を着ると

やっぱりお遍路の気分になりますね。

 

 

白装束は死に装束。

昔の方は、いつ死んでもよいという覚悟で

お遍路に臨んだらしいです。

 

 

現代の私たちは、お寺に荷物を預けてから歩き始め、

1日目の行程が終わった場所に

旅館の方にマイクロバスで迎えにきてもらい

旅館に帰って、夕食を食べ、温泉につかり、ぬくぬくと布団で寝て

(荷物はスタッフの手でお寺からマイクロバスまで運ばれている)

次の日の朝に、前日に歩き終えた地点までマイクロバスで送ってもらうという

昔にくらべると格段にラクな条件で歩いたわけですが

(四国お遍路のお坊さんたちは、今でも荷物をしょって歩き、野宿をしたりもされるらしい)、

 

 

ふだん1日中、坐っているほうが多い生活なので

1日目、2日目はきつかったですね~

ふくらはぎがパンパンでした。

 

 

1日目は初日ということで張り切っていたし、

天気は晴れ、山の中は木陰が多く空気が爽やかで、

ぷらす、絶景が疲れを吹き飛ばしてくれる感じでなかなかよかったですが、

 

山を登ったり降りたりで、

帰りのバスの中では疲れて眠り込んでいました。

 

 

2日目と3日目は雨降り。

2日目は水田や水路・川の横を歩くことが多かったし、滝もあったりして、

日本は水の国だな~とあらためて感じました。

 

ちょうど田植えの季節で、

整然と苗が植えられた様子は、本当に美しかった。

 

 

ただ、足は本当にパンパンで疲れも半端ではない

 

 

歩いている間にちょっとしたイメージセラピーを自分でやってみたり、

 

歩く途中の休憩時間や旅館で、ストレッチやヨガ・気功をしたり、整膚(せいふ)をしたり

疲れや水毒のとれる漢方を飲んだり

 

それから旅館の温泉につかってゆっくりマッサージしたり

湿布をしたり

 

 まあ、自分の知っているありとあらゆる知識を総動員して

なんとか対応していました。

 

 

そうそう、先達さんは、

同行二人で(どうぎょうににん。つねに弘法大師、空海と共にある意識で)

私語をつつしんで、

お尻の穴をきゅっとしめて丹田を意識して

般若心経を大きな声で唱えるとよいとおっしゃっていましたね。

 

 

私はそれに、古武術風に土踏まずを意識した歩き方をしたり

仙骨に押されているようなイメージで歩いていました。

 

 

こういう時のイメージセラピーとしては、ふくらはぎが調子よかったときの記憶の活用や、

関節にエネルギーボールが入っているとして、それがスムーズに動く様をイメージするなどがおススメです。

 

 

それから、整膚(せいふ)というのはご存知ない方が多いかもしれませんね。

パンパンに張っているときには特によいと思います。

 

ふつうにもみほぐすと、すぐ後はよくても

翌日にもみ返しがきたり、かえってよくない場合がありますが。

整膚は、皮膚をやさしく上につまんで持ち上げ、引っ張って血流を促すという方法なので、

老廃物とかがなくなりやすいのでしょうね、

キレイに治る感じです。

 

漢方もこういう時におススメのがいくつかあります。

 

 

うーん、だいぶ長文になってしまったので、

今回のブログはこのくらいにして、

3日目・4日目のことは次回に書こうと思いますが、

ちょっとだけ予告。

 

 

実は、後半2日間は上記のような方法はほとんど使ってないのです。

なのに、後半のほうが前半の2日間よりもずっと元気だった…その秘訣は?

 

 

ヒントは先達さんの言葉にありますが、

詳しくは次回に☆

 

 

ちなみに、先達さん、なんと日本人ではない。

というか、国籍はそうかもしれないけど、出身はイスラエル。

 

おもしろかったですね~見た目外国人の女性が流暢に日本語を話して

仏教のお話をして、般若心経や真言を唱えられて先達・道案内してくれる・・・

 

 

この歩き遍路は月1回の開催ですが、

真夏や真冬をさけて、気候のよい時期を選んでとのこと。

次回は10月とのことです。

 

 

 

 

潜在意識にアプローチする心理療法と漢方

よこやまクリニック 宮崎

 

 

 

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