こんにちは。森岡亜由美です。
昨日は祐天寺のスペースUにて
「そうだ、カモミールの話しをしよう」を開催しました。
このシリーズは一つの精油をしっかり掘り下げて学ぶ講座です。
カモミールの知識をたっぷり2時間お届けしました。
民間薬として古くから利用されてきたカモミールは、
使い方や適用できる不調も幅広いので
ハーブでの効果と利用法、精油での効果と利用法に分けて解説しました。
複数のメーカーのカモミール精油を嗅いでみる
という毎度のお約束の嗅ぎ比べも好評でした。
こちらの写真はジャーマンカモミールをつけた試香紙ですが
左右で微妙に色が違うのがわかりますでしょうか。
色が違うということは成分の濃度も違うということ。
そしてやはり香りも違います。
違いを体感することで、香りやメーカーさんへの思いも深くなるようです。
今回のハイライトはカモミールティーの飲み比べでした。
ティータイムにお茶として楽しむときの濃さと
ハーバルセラピーとして不調にアプローチするときの濃さは違います。
今回は後者で試して頂きました。
ハーバルセラピーとして飲むお茶に使うハーブの量に皆さん驚いていました。
お湯を入れて3分ほど待ち、
ローマンカモミールのお茶を飲んで頂くと…
苦っ!
あまりの苦さに全員悶絶。
苦いよ、とは事前に伝えてありましたが想像を超えていたようです。
カモミールと言えばジャーマンカモミールが一般的で
ローマンカモミールをお見かけしない理由を舌で理解し、
心からご納得頂けたようです(笑)
クリーム作りの実習もして。
カモミール漬けの2時間となりました。
この「そうだ、~の話しをしよう」シリーズは
香りを丁寧に学べる講座で、私自身も発見が多く
とても実りの多い時間となっています。
基本的にひとつの香りについて講座をするのは一回限りと考えているので
しばらくはカモミールとはさようならです。
次は何の香りを取り上げようかなぁ…。