Xで先日の空港の保安検査場での様子を投稿したところ、医療機器を着けたまま飛行機に乗るのが不安な方がまだまだいることが分かりました
これは飛行機好きの私としては悲しい事態
もちろん、金属探知機のゲートが鳴ってしまってボディーチェックを受けたり、声をかけられることもあるのですが、今は各メーカーが説明資料なども準備してくれていますので、それらの情報をご紹介します
手荷物検査用のX線装置は通さず、金属探知機のゲートを通過する
各社の案内で説明されている通り、装着している状態で金属探知機を通ったり、検査員によるボディーチェックを受けましょう
FreeStyleリブレ
私の装着している医療機器は
・通常の空港の保安検査には影響ありません。
・X線や強度な電波の本品への影響は評価されていないため、ボディスキャナーによる検査の場合は、接触検査または金属探知機による検査を希望します。
引用:FreeStyleリブレ「医療機器情報カード」
インスリンポンプ ミニメドシリーズ
- ポンプは、持ち込み手荷物または預け入れ手荷物に使用されるX線装置に通さないでください。
- お使いの機器を取り外すことを避けるため、X線を使用しない別の検査方法を希望してください。
- ボディスキャナーもX線装置の一種です。ボディスキャナーを通過する場合は、インスリンポンプを取り外して穿刺部位から注入セットを取り外す必要があります。持続グルコースモニタ(CGM)を使用している場合は、スキャン前にセンサとトランスミッタも取り外す必要があります。
- インスリンポンプ、注入セット、リザーバ、および持続グルコースモニタ(CGM)システムは、空港保安検査で使用されている金属探知機に耐えることができます。
引用:インスリンポンプ ミニメド700シリーズ「エアポート情報」カード
パッチポンプ メディセーフウィズシリーズ
• この医療機器を放射線(X 線、MRI、CT スキャン等)に暴露しないでください。
• 空港保安検査のボディスキャナー、X 線による空港セキュリティー検査に通さないでください。(金属探知検査はポンプを装着した状態で通過可能です。)
引用:メディセーフウィズ「エアポート医療機器情報カード」
気をつけるべきはボディスキャナー
上記の糖尿病ネットワークさんの記事で詳しく紹介されている通り、国際線などで採用されている「ボディスキャナー」での検査は医療機器を着けたまま受けることができないので気をつけましょう
私は以前、韓国のインチョン空港でボディスキャナーを見つけて検査員さんに「通れない」と言うんだ!と意気込んでいたら、、、
見事に金属探知機ゲートの列に並べられました
医療機器情報カード等のダウンロード先(2024.1.20現在)
各メーカーが写真のような説明に使える医療機器情報カードを準備されていますので、そのダウンロード先をまとめました
少しでも皆さんの旅の不安が軽減されれば嬉しいです
FreeStyleリブレ
※ページ中段の「医療機器情報カード」のところにPDFへのリンク先が記載
Dexcom G6
Web上での公開は終了しているようですので、処方の際に『かんたんスタートガイドブック』をもらった人は、ページの最後から4ページ目あたりの「医療機器情報カード」を活用しましょう
ガーディアンコネクト
Web上で見つけきれなかったので、医療機関に確認しましょう
テルモ メディセーフウィズ
※製品で「テルモ メディセーフウィズ」を選択→「かんたんスタートガイドブック(PDF)」45ページ「エアポート医療機器情報カード」
テルモ メディセーフウィズスマート
※製品で「テルモ メディセーフウィズ」を選択→「かんたんスタートガイドブック(PDF)」50ページ「エアポート医療機器情報シート」
インスリンポンプ ミニメドシリーズ
※ページ下段にある「その他」から「緊急情報カード(エアポートカード併用)」をクリック
はじめましての方は自己紹介もぜひ!
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