2024 1007 ヨコハマ 晴れ☀️
夏日ですねー 今日はひたすら H さんのミディアム・ムスタング用にライトアッシュの板材の材厚を落として2ピースセンター接ぎ作業の準備。
通常、ストラトやテレキャスターであれば、ボディ厚は43〜44ミリ仕上げですが、ムスタングでは最終生地厚を41ミリほどまで落とします。
とは言え、この[ むすたんぐ〜 ]はショートスケールではなくミディアムスケールの楽器としてデザインし直してますから、たぶん生地厚で42.5ミリ程になると思います。
最後は接合して1枚板になった状態で板をタップして、その反応で判断します。
今回はまだセンター接ぎ前段階ですから、43ミリ厚で接合して、仕上げ厚で 42.5 とする予定です。
タッピングチェックはその状態で行い、自分の感覚的な判断に委ねます。
まだ厚い、重い、と感じたら、また削りをかけます。
量産品の場合には材質がどうであれ、全て決められたスペック厚に全本数加工されます。
だから、鳴りに当たりハズレが出て当たり前なんです。
単に規格通りに作られていくだけですからね。
それでも偶然に鳴りが良い物が出て来たりもしますが、ここ t.m.p で作るカスタムは偶然ではなく鳴りまくるように作り込んで行くのです。